┃2016ダイエット最新NEWS!いますぐできる4つのダイエット
■やっぱり最強!「食物繊維」がやせ体質を作る
ワシントン大学の研究チームが2006年に発表し、大きな話題となったのが、腸内に存在する「やせ菌」と「肥満菌」。腸内環境の善し悪しが、体型に影響してしまうことがわかったのです。
その後の研究で、“短鎖脂肪酸”という物質がやせ菌として働くことが判明。しかも、実は腸の中でじゃんじゃん生み出される物質なんです。
その原料となるのが「食物繊維」! つまり、食物繊維をたくさんとる人は「やせ菌」が増えて太らないってこと! 根菜、きのこ、オクラ、豆、穀物など、毎日の食事に上手に取り入れていきましょう。
■結論!「3つの油」が太らない体づくりをサポート
慶応義塾大学がこの夏発表したばかりの論文に、大腸の炎症を抑えると血糖値の上昇が約30%も低下するというデータが。血糖値の急上昇を抑えることは、ダイエットの鉄則! なかでも、抗酸化作用のあるオメガ3の油は、その点で“やせる油”と言えるのです。
油は、生のまま食べたい「亜麻仁・えごま油」(とても酸化しやすいので冷暗所で保管を)、加熱に強くポリフェノールがとれる「オリーブオイル」、脂肪になりにくい「ココナッツオイル」は、この3つ。
ただし、むやみに摂取量を増やすのはカロリーオーバーを招くのでご注意を。
■つけておくだけ!「乾物ヨーグルト」は常備崎の新定番に
水で戻して使うことが多い乾物を「ヨーグルト」で戻すと、水で戻したときに失う、カリウムやビタミン群といった水溶性の栄養がムダなくとれるメリットが。
さらに、ヨーグルトの乳酸菌と乾物の食物繊維を一緒にとることができるので、お腹回りの“スッキリ感”が倍増! 早い人はすでに始めているダイエット法です。
人気は、乾燥にんじんを使ったキャロットラベや乾燥スルメのおつまみ。味付け不要で簡単に作れるので、常備菜の新定番にぜひ。
■やせたいなら夜は腹八分。21時以降は胃の空っぽ時間を
年齢とともに、代謝が低下して同じものを食べていても、太りやすくなる。これはよく言われることですが、ここでいう「代謝」とは、筋肉をはじめとした体の組織を作り出す働きのこと。
就寝のタイミングで胃に食べ物があると、体はその消費にかなりのエネルギーを費やします。夜は消化したものがほとんど脂肪として蓄積されるので、ますます太りやすく……。
食事量は「朝5:昼5:夜3」の割合が理想。可能な限り、食欲は朝食で満たすべき。夜に絶食する“プチ断食”で胃腸を休めるのもいい方法です。
『美的』11月号には、他にも、肉女子におすすめしたい「ダルス」や、ダイエット中でも安心の「甘味料」など、ダイエットの最新情報がたっぷり。気になる方は、ぜひチェックを!(さとうのりこ)
★詳しくは『美的』2016年11月号(小学館)に掲載
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