アラサーです。
いや、まだ自分ではおばさんじゃないと思ってるんですよ。全然若いと思ってます。
でも、なんていうんでしょうね、10代や20代前半のときにはしなかったはずの行動を、いつのまにか無意識にするようになっているんです。
それってつまり、無意識のおばさん化行動なのではないでしょうか……。イヤだ!
そんな「あれ、私おばさんになった?」と思う瞬間を、Woman Insight編集部が20~30代のアラサー女性に調査しました。その結果を発表します。
【アラサーが思う、私おばさんになったなと思う瞬間】
◆「若い子」発言
「いつのまにか年下の子を“若い子”と呼ぶようになってしまった」
「自分もまだ20代だし若いほうだとは思っているけど、無意識に10代の子たちを“今の若い子はさぁ”と言うようになっていた」
「若い子」発言。あるあるです。なぜなら以前は「若い子」なんて言いませんでした。だって自分が、誰が見ても若かったから。けれどどんどんそうではなくなってきていると心のどこかで認めてからでしょうか、いつのまにか「若い子」という言葉を使うようになっていた、という方が多いはず。
特に「今の若い子」と、「今の」がつくと、さらにおばさんっぽさが増します。
◆年齢確認に喜ぶ
「お酒を買うときに身分証の提示を求められると、もしかして10代に見えた…!? と儚い期待を抱く」
「居酒屋に行ったら、アラサー軍団なのに年齢確認をされた。嬉しかった。そしてさらに身分証を探しつつ、“え~いくつに見えます~?”と明らかに年下の店員に絡んでしまったとき」
特に3~4月頃になると、なんとなーく居酒屋の年齢チェックが厳しくなり、来る人ほぼ全員に身分証を確認しているような……。そんなときに「えっ身分証確認された!」とキャッキャしてしまい、「若く見られる」ことに喜ぶ自分に気づく……。ありがちです。
◆筋肉痛が早く来ると喜ぶ
「10代の頃は筋肉痛がすぐ来て、20代になったらちょっと遅れて来るようになった。そして最近たまにその晩に来ると、私もまだまだ若いじゃん……と思ってしまった」
「ちょっと運動して翌朝筋肉痛になると、運動不足を嘆くより、筋肉痛が翌日来たことに喜んでしまう」
アラサー、なんでも喜ぶ。
◆肉より魚、量より質。さよなら、脂身。
「前は焼肉屋に行ったらひたすらカルビカルビカルビ、だったけれど、最近は牛タンやハラミなど、脂身が少ないものばかり頼むようになってしまった」
「友達と、寿司食べたい、が合言葉になった」
「食べ放題が前ほど嬉しくない」
「あんなに大好物だった背脂入りラーメンがある日を境に食べられなくなった……」
基本的に「脂身」と「量」が敵となる人が多いようです。
味覚が変わって大人になった、ということだと思いますが、若かりし頃の「揚げ物大好き! アイラブ焼肉! ウェルカム食べ放題!」時代を覚えていると、あれ、こんなはずでは……と年を感じるアラサーが多いのではないでしょうか。
◆今までの服やメイクが一気に似合わなくなる瞬間
「ずっと濃いめのアイメイクをしていたんですが、ある日鏡を見たら、あれ、濃すぎない? と変に思えたものの、今更メイクで冒険できない……」
「ほとんどファンデを塗らない薄メイクでやってきたけど、急にシミが気になるようになって薄メイクでいられなくなった」
「パステルカラーが似合わなくなってきた」
「膝上のボトムが変。ミニスカなんてもってのほか」
「体型の変化か顔の変化か、突然今まで持っていた服のほとんどが似合わなくなった。いまだに何を着ていいかわからない」
「あれ、去年までこの服似合っていたはずなのに」という服が似合わなくなる。何年も変えていなかった、自分をキレイに見せてくれるはずのメイクがなんだか変。かといって、今更いろいろ冒険もできないし……と「無難」に逃げてしまう。
かといって路線変更しなきゃしないで「若作り」と言われる道が待っている。
大人のおしゃれって、難しいものです……。
えぇ、もちろん年を重ねていくのは悪いことだけではないはずなのです。大人になって熟していって、若い頃にはない味だって出てくるはずです。確かに若さは素晴らしくかけがえがないものですが、若いだけがすべてじゃないぞ!
……なんて、「若いだけがすべてじゃない」発言も、立派な「おばさん」かもしれません……。(後藤香織)
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