モデル石井美絵子、美人の秘密は“白湯と腹巻き”美容

WI そのきっかけとなった小説のタイトルを教えていただけますか?

石井 森見登美彦さんの『太陽の塔』です。友だちの話を聞いたその日に本屋で買って、読み出したら、「……やばい! 面白い!」って(笑)。漫画を愛読してたころより、いまのほうがもっと本屋さんが遊園地のように思えますね。「次に何に乗ろうかな」って感じで、次に読む本を探すのが楽しみなんです(笑)。ストレスを感じてるときも、小説を読むと落ち着きます。自分の中にある違う世界の扉を開く感じ? 小説は、ページを開いていくたびにもっと自分だけの世界が広がるんです。

 

WI “本屋さんが遊園地”! かなり長い時間、本屋さんで過ごしている様子が目に浮かぶようですね(笑)。では、食に関しては変化はありますか?

石井 食というか、「白湯」をよく飲むようにしてます。それと、腹巻き。いまもしてます(笑)。もともと平熱が低かったので、冷たい物を飲まないようにを気をつけていたのですが、白湯と腹巻きでだいぶ上がりました。平熱が高いと病気になりにくいですからね。真夏には冷たい物を飲んでしまうことがありますけど、基本的には、常温の水か白湯です。

 

WI 自分の体と向き合って、生活も変えて、次の舞台に向けての準備が始まっている感じですね。舞台はいろいろ観に行かれてますか?

石井 「いまいちばん何がしたいか」って聞かれたら、やっぱり舞台なので、普段から時間を見つけていろいろ観に行ってます。いままでは2.5次元の舞台も多かったんですけど、今年に入ってからはストレートなお芝居が多いかも。演出家さんや役者さんで観に行く舞台を選ぶこともありますけど、劇場でもらうチラシをチェックして「これ観に行きたいな」と思ったものをクリアファイルに入れてます(笑)。今月、まだ4つぐらい行きたい舞台あるんですけど、時間が足りない!(笑)

 

WI 舞台はとくにナマモノという感じが強いですから、体験するとハマっちゃう気持ちもわかりますね。

石井 チケットを取ったり、その場所まで観に行かなくちゃいけないという手間はあるけど、生で見る舞台は、テレビやDVDで観るのとまた違った感動や迫力があると思います。それに、その瞬間にしかない“生っぽさ”も、魅力ですよね。だから多くの人に足を運んでほしいですね。

 

WI では、26歳の目標は?

石井 「舞台に出る!」ということですね。いまはその欲望がいちばん強いです。ピラティスも、ダンスレッスンもボイストレーニングも、すべて舞台のため。そしていつかは、G2さんや茅野イサムさんの演出作品にも出てみたいんです。あ~、本当に早く舞台に立ちたい!

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1年で人ってこんなに変わるのか?と思うほど。あんなに“二次元ホリック”で、以前の取材でも「撮影現場にも漫画を必ず持っていく」と話していた石井さんが、いまは愛読書を小説に変え、時間があれば舞台鑑賞に勤しむ日々。

“モデル・石井美絵子”、そして、“役者・石井美絵子”。2016年、この2つの顔を、彼女がどんなふうに使い分けていくのか、楽しみでなりません。(さとうのりこ)

 

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