ひとり暮らしをしてわかったこと。母への感謝エピソードが泣ける

家族のことまで手を抜かずにやっていた母に「震える」

「仕事して帰ってきたら自分のことだけでいっぱいいっぱいなのに、お母さんは自分のことだけじゃなくて家族のことまで手を抜かずに全部やっていたんだと思うと震える。いまは自分が結婚して子供ができたとしても、同じことができるとは思えないです」(25歳・女性)

 

母になって気づいたこと……母は働く娘の“強い味方”!

「嫁、母になって、当時の母の大変さに気づきました。いまは、私が働いているため、子どもたちが熱を出したときなど、仕事を休めない私の代わりに母が子どもを預かってくれ、本当に助かっています」(38歳・女性)

 

母子家庭で早くに結婚。家を出て10年、辛さもいまなら理解

「母子家庭の毒親だったので、早く家を出たくて結婚した。だけどいざ家を出る日、引越し先で何年かぶりに母と料理をして、母が帰るときに涙が止まらなかった。産んでくれて、20歳まで一緒にいてくれたことに感謝。いま私も親になって、母も辛かったんだなぁと思えるようになった。家を出て10年。母は相変わらずだけど、家を出たことによっていい距離感が保ててる。仲良しです」(30歳・女性)

 

自分のことより娘のこと。娘を案じる、母の無償の愛

「『体調が悪くて早退した』というLINEだけして、病院に行く気力もなく家に帰宅して、床で寝ていた。電話もLINEも無視して寝ていたので、母が心配して自分の仕事を抜けてわざわざ車で夜間病院に連れていってくれた。心配されることって『鬱陶しいな!』って思うときもあるけれど、やっぱり母というか家族というか、大事なんだなって思った」(25歳・女性)

 

母にはすべてお見通し。震災がきっかけでありがたさを実感

「いじめられていたとき、洗濯物をたたみながら一緒に泣いてくれたおかげで、私は、学校に行くのが嫌じゃなくなりました。ひとり暮らしを始めて20年。強がりな私。電話ではいつも、順風満帆を装っていますが……性格の似ている母には、すべてお見通しのようです。気づかないふりをしながら、とりとめのない電話が、毎日『ウザい!』と思っていましたが、とってもありがたいことだと、震災で連絡が取れなくなったとき、初めて気がつきました。いつ何時も必ず味方でいてくれる母には、感謝してもしきれません!」(38歳・女性)

 

結婚話に嫌気の20代。でも戻る場所があることを教えてくれた

「25歳ぐらいまで、ことあるごとに“結婚”のことを話してくるのが嫌いで、その話になるとあからさまに避けたり、きつく当たったりしてしまっていましたが、あるときを境に、ぱったりと結婚の話をしなくなった母。でもそれから10年。私より少し上の近所のお姉さんが独身のまま急死したとき、電話をかけてきて、『身体はどこも悪くない? 健康であれば何も言わないよ。一度しかない人生だから好きなように生きなさい。でも辛くなったらすぐに戻っておいで』と言われたとき、涙があふれてまともに話ができませんでした。いまでも何かと辛口を叩いてしまいますが、間違いなくいちばんの心の支えは母です」(34歳・女性)

 

個人的なことですが、私もみなさんと同じく10代20代は母とぶつかり、30代になってやっとわかることがいくつもあります。いちばん身近な反面教師であり、いちばんの理解者。そして近いから言えないこともあるし、言えることもある。母娘とは、つくづく不思議な関係だと思います。

今年の母の日は、5月8日。普段、面と向かって「ありがとう」と言えない人にとって、感謝の想いを伝えるいい機会。口下手な私は、毎年この日に助けられています。お母さんへの感謝の気持ち、みなさんはきちんと伝えられていますか?(さとうのりこ)

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