「犬は犬好きの人がわかる」…ってホント?わんちゃんの特性を徹底調査♡

犬は犬好きの人を見分けることができるらしい…!気になるわんちゃんの特性を徹底調査


道でわんちゃんに会うと思わず話しかけたくなりますよね! でもわんちゃんにたいしてもしっかりとしたマナーを守った上で接しないと嫌われてしまうかもしれません。そこで今回は、前回に引き続き、株式会社PLAN-Bが全国の犬の飼い主384人を対象に行った「愛犬の他人に対する態度」に関する調査結果をもとに、わんちゃんの特性を見ていきましょう!

わんちゃんは「犬が好きな人」がわかっているって本当?


わかると思う…76.5%

わからないと思う…23.5%

愛犬がわんちゃんを好きな人が「わかると思う」と回答した飼い主さんは76.5%でした。

以前からわんちゃんは「犬好きさんがわかる」と言われており、接し方で判断していると考えられています。しかし、初対面であっても接する前からわんちゃん自らが犬好きさんに近寄って行くこともあり、接し方だけではない「何か」があるのかもしれません。実際に、今回のアンケートでは愛犬は犬好きさんが「わかると思う」と回答した飼い主さんが7割以上という結果にっていますが、どうしてそう思ったのでしょうか。

■「わかると思う」と回答した飼い主のコメント

「少しオドオドしてる人には積極的に行こうとしないので、ちゃんとわかるんだなぁと思います」女性 / 20代(シーズー♀2歳)
「年数回 自宅でSHOPを開きます。犬も看板犬として居ます。犬が苦手そうなお客が来ると、何も言わなくても 近付いて行かないので」女性 / 50代(MIX犬♀15歳)
「犬が自分から寄っていくのは、聞くと犬を飼っている人か飼っていた人」男性 / 60代(ビーグル♂16歳)

「わかると思う」と回答した飼い主さんのコメントでは「犬好きさんは接し方をわかっているから」といったコメントも見られましたが、「一瞬で察知している」「勘が働く」と接する前からわんちゃんが見分けていると感じているようです。

■「わからないと思う」と回答した飼い主のコメント

「犬嫌いという態度をとれば分かると思うが、普通にしていると、自分から近寄って行ってしまう」女性 / 30代(パピヨン♂13歳)
「散歩中でも女性が近くを通ったら、なりふり構わずついていこうとするから」女性 / 20代(Mダックス♂不明)
「『自分(犬)に向かって歩いてくる人は全員、好意的に挨拶をしてくれる』と思い込んでいて、犬みずから尻尾を振って近づこうとするのですが、単にあちら(人)の進行方向だっただけで犬には用はなかった、というパターンが複数回ありました。なので犬好きかどうかは分かっていないと思います」女性 / 40代(ジャックラッセル♀4歳)

「わからないと思う」と回答した飼い主さんの多くが、「誰にでもしっぽを振って寄って行く」「いつもと態度が変わらない」とコメントしていました。わんちゃんによっては、犬好きさんであろうがなかろうが関係ないのかもしれません。

自分は愛犬の中で何番目だと思う?


■愛犬の中で自分は何番目だと思う?

・もちろん1番:41.8%(158人)
・2番目あたり:29.4%(111人)
・3番目あたり:14.3%(54人)
・1番であってほしいがおそらく違うと思う:10.1%(38人)
・1番下:4.5%(17人)

愛犬の中での自分の順番の最も多い回答は「もちろん1番」41.8%でした。わんちゃんの序列に関しては専門家の間でも「順位付けはない」「順位付けはある」と二分化しており、それぞれ研究もされていますがどちらが正しいのかは現在も解明されていません

しかし、わんちゃん自身が「上」や家族の誰かを「リーダー」と思って行動することはないという見解は一致しており、家族の中で役割ごとの「位置付け」をしていると考えられています。
飼い主にしてみれば、愛犬にとって「自分が1番の存在」であってほしいと思う気持ちはやまやまですが、6割近い飼い主さんは自分が1番ではないと感じているようです。どうしてそう思ったのでしょうか。

■「もちろん自分が1番」と回答した飼い主のコメント

「ちょっと見えないところにいくと不安になるのか家中探し回る。私以外の人とは散歩に行きたがらない」女性 / 30代(MIX犬♀8歳)
「お世話の大半を私がしているから。信頼されていると感じます」女性 / 30代(ミニピン♀8歳)

確かに一番近くにいる時間が長いからこそ、少し離れるだけで追いかけてきてくれたり、出かけるとき寂しそうにしていたりすると、1番って感じますよね!

■「2番目あたり」と回答した飼い主のコメント

「好きな順番ということなら夫が1番、私は2番です。帰宅時のはしゃぎ方が、夫の時と私では夫の方がテンション高いので。序列のことなら、犬は家族を序列で見たりはしないので、どの選択肢も当てはまりません」女性 / 40代(ジャックラッセル♀4歳)

「母の言うことは比較的よく聞く。散歩に行くときも母がいないと家の方を何度も振り返ったり、立ち止まったりする。母が出かけると玄関で悲しそうに鳴き、帰ってくる時は玄関で出迎える。私の時はここまではしてくれない」女性 / 20代(Mダックス♂14歳)

いうことを聞く度合いや、帰宅時の反応などで2番目ぐらいと感じている方が多いようです。

■「3番目あたり」と回答した飼い主のコメント

「2番辺りに愛犬自身が入っていそうだからです」女性 / 30代(シェルティ♂15歳)
「母と姉には私よりしっぽをふりふりして喜んでいると思います。大差はないですが微妙に違います」女性 / 30代(柴犬♂11歳)

■「1番下」と回答した飼い主のコメント

「帰宅した時の反応の差が明らかに違うためです。家の中で一番好きな父に対しては寄り添い鳴きわめきますが、私が帰宅すると出迎えだけしてどこかに行ってしまうので」女性 / 20代(チワワ♀11歳)
「愛犬が座っている人間用の座布団に座ろうとしたら怒られる」女性 / 20代(MIX犬♂16歳)

■「1番であってほしいがおそらく違うと思う」と回答した飼い主のコメント

「寝るときに自分のベッドに連れていったけど途中で抜け出して母親のベッドで寝出したから」男性 / 20代(パグ♀12歳)
「言葉のとおりです。自分では一番だと思っていますが家族からすると一番下らしい・・」女性 / 30代(ポメラニアン♀4歳)

わんちゃんにとって1番の存在でありたいと思っていても、わんちゃんが何を考え、どう思っているかは誰にもわかりません。それは人間にも言えることですが、わからないからこそ相手を思いやりいたわる気持ちが育まれるのかもしれませんね。

 

情報提供元:株式会社PLAN-B