「保育園落ちた……」のブログが話題になったのは記憶に新しいと思いますが、実際経験してみないと保育園への入園活動、略して「保活」がどのくらい大変なのかわからないものです。
かく言う私も、2度の保活経験者。しかも都内で有数の激戦区在住。
1人目は保活を怠ったばっかりに3次募集の特別枠でギリギリ入園切符をゲットという、あわや仕事復帰困難かと思われる状況になったことがあります。2人目はその反省点を生かし早々に保活に取り組んだのですが、月々約15万円の保育料を払っていた時期も!
これから保活が待ち受けている……という方は必見! ゲンナイ製薬が最近5年以内に保活を行った(もしくは行っている)母親1,000名へのインターネット調査からわかった、厳しい「保活実態」をお伝えします。
■妊活の際に保活を意識したか?
妊娠活動=妊活をする際に、出産時期を逆算するなど保活を意識したかという質問に対しては、「非常に意識した」「やや意識した」という人が計28.9%と、約3割いました。
保育園の0歳児クラスに入園するときに1歳に近い月齢になっているようにと、4月や5月生まれを狙って妊活するという話もよく聞きます。妊娠は授かりものといえど、計算して妊活をしている人もいるのが現実のようです。
■保活で行ったことは?
実際保活で行ったことを聞いてみると、「保育園の見学」が最も多く 34.0%、次いで、「ママ友や近所の人から情 報収集」24.4%、「役所に行って情報収集」22.7%、「インターネットで情報収集」19.1%、「入園できるように役所 にお願いに行く」13.6%が続きました。
「入園しやすい地域に引っ越し」(3.3%)といった、保活がスムーズにいくために引っ越しを検討する家庭もあるということに驚く人も多いのではないでしょうか。
就業継続層(出産後も就業を継続した層)についてみると、「育児休業を全期間取得せず早めに復帰」は 23.9%と約 4 人に 1 人の割合となり、「本当は預けたくないけど 0 歳から保育園に預ける」が 19.7%と全体に比 べて高くなりました。保活のために育休を早めに切り上げたという母親もいるようです。