映画「NANA」に衝撃を受けた10代。「10回以上も繰り返し観た」【GUN WOO インタビュー】

Woman Insight編集部(以下、WI) 初のソロアルバム『I AM 27』のタイトル通り、1月30日で27歳になるわけですが、“17歳のころのコヌ”は何に夢中でしたか?

コヌさん(以下、コヌ) 高校生のときですね……何かな……。勉強をいちばん頑張っていたかもしれません。「どんな大学に行こうか」と考えたり、「僕の個性を生かせることは何があるだろう」って探してました。そのころから、「歌手になりたい」という気持ちはあったのですが、それほど大きくなかったです。ただ音楽が好きで、歌手になれたらいいな、というぐらいの気持ちでした。

 

WI ライブなどで日本曲をカバーすることが多いですが、当時から、日本の映画や音楽に興味はあったのですか?

コヌ 韓国のアーティストの方がカバーしていた曲があって、その原曲を調べて、日本の音楽を聴くことはありました。高校生のころに出合ったのが、中島美嘉さんや平井堅さんの曲です。あと、日本語を少し勉強していた姉の影響で映画も観ました。『いま、会いにゆきます』はすごく好きで、12回ぐらい……『NANA』はそれ以上繰り返し観ましたね(笑)。特に『NANA』は、登場人物のビジュアルとか映画の内容に、かなり衝撃を受けました。どれも韓国にはないものだったので。

 

WI 実際に日本に来てみて、日本の文化に触れてみて、どう感じました?

コヌ 映画の世界に近いなって思いました。それに、原宿に行くと、コスプレをした人が普通に歩いていますよね。歩いている人も、周りの人も、それをあまり気にしていないのが、なんだかカッコイイと思います。韓国ではコスプレして歩いていたら、絶対みんなに見られますから(笑)。

I AM 27,MYNAME,コヌ,GUNWOO