映画「NANA」に衝撃を受けた10代。「10回以上も繰り返し観た」【GUN WOO インタビュー】

WI では、さらにさかのぼって……“7歳のころのコヌ”はどんな子どもでしたか?

コヌ あまり記憶がないんですけど、サッカーが好きで毎日やっていたと思います。そのころの夢は……「大統領」(笑)。あともうひとつあって、夕方になると、毎日家の近くに、豆腐屋さんが来ていたんです。その「豆腐屋さん」になりたかった(笑)。豆腐屋さんなんだけど、他にもいろいろ売っていたんです。だから「豆腐屋さんになれば、なんでも手に入る!」と思っていたんです……子どもだったから(笑)。

 

WI 子どもらしい純粋な夢ですね(笑)。今回のソロアルバムは初のソロアルバムですが、日本語のレコーディングはもう慣れていますよね。大変なことはなかったと思うのですが、アルバムをつくってみてどうでしたか?

コヌ アルバムの楽曲を制作する作業は去年の10月からやっていましたが、実は、ちょっと大変でした。MYNAMEのリリースイベントのときは、レコーディングだけが残っている状態だったのですが、今回のイベントでは、全国のいろんな地方を回ったので、レコーディングをする時間があまりなかったんです。アルバム作業もレコーディングも、すべて日本でやりました。だから僕、9月20日ごろから12月上旬まで、ずっと日本にいました。こんなに長く日本にいたのは初めてです(笑)。

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WI 今回収録している中で、個人的には『MAMA』という曲が印象的でしたが、どんな気持ちを込めてこの曲を作ったんですか?

コヌ 僕はお母さんに、いままで一度も「사랑해요(愛してます)」と言ったことがなかったんです……本当に。だから今回、セルフプロデュースのアルバムを通して、この機会にお母さんにその言葉を伝えようと思いました。僕たちのファンの方の中には、母親という立場の方もいらっしゃるし、母親がいる方ももちろんいると思うので、『MAMA』という曲はみなさんにも共感してもらえる内容なんじゃないかなって。