本当は好きだけど友達でいる人たちの理由6つ!友達以上恋人未満の関係を続けるのはなぜ?

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本当は好きだけど友達関係が壊れてしまうのが嫌で一歩を踏み出せない…そんなことありませんか? 今回は、友達以上恋人未満の関係を続けている人がいる男女の割合や、その関係を続ける理由、恋人にはなりたくないのかを調査しました。

本当は好きだけど友達でいる人はいる?

Q.あなたには友達以上恋人未満の関係を続けている人がいますか?

いる…16人(10.7%)
いない…134人(89.3%)

20~30代男女150人に調査したところ、「いる」と答えた男女は10%ほど。「友達以上恋人未満」ってよく聞きますが、実際にはよくある関係とは言えないようです。

本当は好きだけど友達でいる理由

ではなぜ好きなのに友達のままでいるのでしょうか。上記のアンケートで「いる」と答えた方にその理由を聞いてみました。

  • 「その人は好きだけど恋人にしたいとは思わないから」(20歳・女性)
  • 「いつでも結婚に持っていけるから」(34歳・女性)
  • 「関係を区切るタイミングが分からないから」(29歳・男性)
  • 「気軽な関係でいたいから」(34歳・女性)
  • 「相手が自分に恋愛感情を持っていない」(32歳・女性)
  • 「恋人という括りに縛られたくないから。友達の方が余計なことを考えなくて済むから楽しい」(28歳・女性)

相手に対して複雑な感情があることがわかります。好きだけれど恋愛という感覚ではないという人もいれば、自分は相手を好きだけど相手から好かれないという人も。また、今の関係に居心地のよさを感じていたり、今の関係を壊したくないという理由で動かない人も多いようです。

本当は好きだから、恋人になりたいと思う?

友達以上恋人未満の関係を続けている人に「相手と恋人になりたいか」を聞いてみました。

Q.友達以上恋人未満の関係でいる人と恋人になりたいですか?

はい…7人(43.8%)
いいえ…9人(56.2%)

答えはほぼ半々にわかれました。こちらにも複雑な思いが見え隠れしますね。

本当は好きだけど友達でいる人と恋人になるテクニック

好きだけど友達でいる相手と、いつかは恋人になりたいと思う人も一定数いるようです。そこで最後に、友達から恋人へ関係を発展させるテクニックを認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.まずは複数ではなく“ふたりきり”の時間をつくる

友達から恋人になるために必要な条件は、「ふたりきり」で会えるかどうかという点にあります。友達同士や仲間内でしか会っていないという関係だと、いつまでも「ただの友達」のままです。何かしら理由をつけて、彼とあなただけの時間と空間を作り出しましょう。そして可能ならそのシチュエーションを何度も繰り返すことです。そこで“異性”であることを意識させることができれば、あなたへの印象が変わりグッと距離は縮まるはず。

2.「相談」をすることによって、ふたりの距離感を縮める

男女の友達と恋人の違いとして挙げられるのは、ズバリ「距離感」だといえます。あなたがどんなに好意や女をアピールしても、友達の距離内だと冗談だと捉えられて終わってしまう場合も。そこで、距離感を詰めていくことがまずは大切に。一番簡単な方法は、悩みの「相談に乗ってもらう」ことです。そして、「ふたりだけの秘密」を共有するのです。彼に「自分だけにしか話していない」「自分を頼ってくれている」という感覚を与え、ふたりの心理的距離を詰めていくことができれば、恋人のフィールドに移行するのが容易くなるでしょう。

3.鉄板フレーズは「〇〇な人は初めて!」

友達から恋人へと関係を変えるための魔法のフレーズがあります。それは「〇〇な人は初めて」という一言。例えば、「こんなに一緒にいて笑える人は初めて」、「ここまで私の言いたいことを分かってくれる人は初めて!」といったように、特別感を相手に感じさせるのです。彼の男としての自尊心をくすぐることで、あなたに好意を抱かせていくことが可能に。アクションは、少し大げさなくらいがちょうど良いでしょう。

4.「告白」ではなく「提案」をして恋人へ持ち込む

彼との関係がいつまでも友達のままから進まなくても、イライラして計画なしに告白するのはいけません。ストレートに告白すると、玉砕してしまい友達関係も壊れてしまう恐れがあるからです。そこで“提案”をしてみてはどうでしょう。例えば、「私たちって、すごく相性もいいし楽しいから付き合ってみない?」や「私のこと好きでしょ? いっそのことつき合おうよ!」と提案をしてみましょう。そうすれば、仮にダメだったとしても“冗談”で済まされるという安全策を張ることができるのです。

【まとめ】

友達以上恋人未満という関係にある人は少なかったものの、その中には本当は恋人になりたいと考えている人も多いことが分かりました。もちろん友達として仲良くしていくのもありですが、どこかで行動を起こさないと後悔する可能性も。相手に恋人ができたらどう思うかなどを想像して、自分にとって最善の道を選べると良いですね!

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)