上杉謙信は女だった!東村アキコ最新作「雪花の虎」全力最速レビュー

秋といえば食欲……もはずせませんが、幼いころからマンガ好きな私にとっては読書の秋! 過ごしやすくなった秋の夜長のお供に大好きなマンガ……最高です。

そんな読書の秋にぜひおすすめしたい今年最大の注目作が、本日発売! 大人気マンガ家・東村アキコさんの新作『雪花の虎』です。

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東村アキコさんといえば、2015年マンガ大賞受賞作『かくかくしかじか』、アラサーの心に痛いほど刺さる『東京タラレバ娘』、能年玲奈さん主演で映画化された『海月姫』など、多くの作品を世に送り出してきたヒットメーカー。

★【独占インタビュー】『雪花の虎』新連載の東村アキコが明かす「10年間休まず週刊連載を続けた」理由とは?

『雪花の虎』はそんな東村さんが、初めて挑む本格時代劇。今年3月に創刊された月刊誌『ヒバナ』(小学館)にて大人気連載中です。

主人公は戦国最強と名高い、名将・上杉謙信。数多いる戦国武将のなかでも、その義理堅さとストイックさ、そしてミステリアスなところにファンが多い人物です。しかし、東村さんが描く謙信はただの強い武将ではありません。戦国の世を華麗に駆け抜けた、「女・上杉謙信」なのです!

【『雪花の虎』あらすじ】

時は戦国。越後の春日山城城主・長尾為景のもとに待望の第三子が誕生した。軍神・毘沙門天の生まれ変わりとして将来を期待され産声をあげた赤子は……姫。落胆する為景だったが、すぐにこの子を姫武将として育てる決心をする。この姫こそ、武田信玄がライバルと認め、織田信長が恐れた戦国最強の武将……後の上杉謙信である!

あの上杉謙信が女だったなんて、その題材だけで期待が高まる『雪花の虎』。その注目ポイントをご紹介します。