SHINee KEY「シャヲルもSHINeeと同じ、デビュー16年目だから!」日本ツアー『ON : AND ON』で新曲を世界初披露【ライブレポ】

SHINee KEYが日本を皮切りにアジアツアーをスタート♡

韓国の第2世代を代表するアーティストのSHINee。そんなSHINeeのメンバーの中でも、ファッショナブルで日本語が堪能なKEYが日本ソロコンサート『2024 KEYLAND ON : AND ON in Japan』を7月6日・7日の2DAYS行いました。今回は、東京・国立代々木競技場第一体育館にて7日(日)に行われたライブの様子を詳しくレポートしていきます♡

ツアーのテーマは“自販機”⁉︎

KEYさんは韓国でもファッショナブルなアイドルとして有名ですが、今回のライブコンセプトも超キュート♡ライブの幕開けと共にシャッターが上がり見えてきたのは、KEYさんの公式キャラクターであるBOK-SILLee(ボクシリ)や、KEYさんのフィギュアが並んだ自動販売機…!

大歓声に包まれる中、自動販売機からKEYさんが登場ー!「東京!Welcome to the KEYLAND. 楽しむ準備はOKですか?Are you ready?」と叫び、軽快なサウンドで思わず踊りたくなってしまうダンスナンバー『Good & Great』からスタート。これぞKEYさん!という、パステルピンクのビッグパーカにカラフルなパンツ、そしてツノが生えたキャップを装い、ニコニコと楽しそうに歌い上げました。もちろん、会場にいるシャヲル(SHINeeのファン名称)の掛け声も完ペキ♡

その後、KEYさん自身が作詞をした『Saturday Night』、(G)I-DLEのソヨンさんとのコラボ曲『I Wanna Be』、”僕は恋をするのが簡単な人間じゃない”という意味を込めた『Easy To Love』、KEYさんの公式キャラクターBOK-SILLee(ボクシリ)と一緒に踊った『The Duty of Love』と5曲連続でパフォーマンス。

「今日もたくさんの方が来てくれてうれしいですね。代々木では今日が最後のライブになりますが、1か月半くらいは会えないなという気持ちで、最後まで頑張って歌いたいと思います。ライブのタイトルは『ON :AND ON』、自動販売機みたいなコンセプトにしてみました。今はこんな感じで明るいカラフルな衣装…カラフルというか、カラーしかない衣装(笑)ですが、いろんなKEYくんの姿を…」とここまで話すと、あちこちで歓声を上げるシャヲルたち。それはKEYさん自身が“KEYくん”と言ったからだそうで…!

「なんで僕がKEYくんって言うといつも叫ぶの?(笑)」と笑っていました♪「今回は、いろんなコンセプトの姿をお見せしたいので、自動販売機はかわいくて買いたいものを選ぶことができるから、自動販売機のコンセプトにしてみました!皆さんの反応も(SHINeeと同じ)デビュー16年目だから、上手ですね!」と、すべて日本語でシャヲルとコミュニケーションを取るひと幕も。

1回目のミニトークコーナーが終わり、バンドの派手なパフォーマンスが大迫力の『Heartless』を、花道に移動して熱唱!続いて、日本オリジナル曲『Hologram』をリフトに乗ってパフォーマンスし、会場は大盛り上がり!

そして…かわいらしい衣装から雰囲気をガラリと変え、レーシングスーツをまといクールな衣装にチェンジし、スタンドマイクを持って再登場!

『BAD LOVE』をまずはお届け。その力強い歌声にシャヲルは酔いしれていました♡カッティングの軽やかなギターサウンドが特徴的な『CoolAs』はセンターステージだけでなく、サイドステージ側でもパフォーマンス。その後、セクシーで力強い『Killer』を披露し、またミニトークタイムへ。

「次のステージのために、ハンドマイクからヘッドセットに変えるね〜今日は(メンバーがいなくて)1人だから、このままステージで変えます!MCしなきゃでしょ!」とステージから顔だけ出して、マイクチェンジをするチャーミングな姿も♪

「8月に日本でCDリリースする『Tongue Tied』は聴いてくれていますか?このプロモーションのために、日本の番組などにも出ることになると思うので、楽しみにしていてください!」とのコメントに、シャヲルは大喜び♪

「今回の来日はライブだけでなく、番組収録だったり、インタビューだったり、僕のSNSを見ている人は知っていると思いますが、ディズニーランドにも行きました!久しぶりに、日本でプライベートの時間を過ごすことができました。昔はダイエットしていたのでライブが終わったあと何にも食べなかったんですが、もう30代になったので夜ごはんを食べないと、翌朝目も開きません(笑)。昨日はライブが終わったあと、釜飯を食べて23時くらいにすぐ寝ましたね。こんなに歌って踊るライブをしていたら、ダイエットは必要ないです(笑)。無理なダイエットもしていないから安心してほしいし、8月も日本の番組などに出るので楽しみにしてくださいね!」と、今回の来日を楽しく過ごす様子も教えてくれました♡

トーク後には、8月に発売される日本オリジナル曲の『Fresh』を爽やかに歌い上げ、全世界のファンへ向けた、自身初の英語曲『Imagine』をパフォーマンス。

その後は、赤と黒を基調としたセクシーな衣装に着替えて登場!髪の毛もタイトにまとめて、セクシーさが増し増しでした♡

今回のステージの構成について、「オープニングのカラフルな衣装のときは“ミネラルウォーター”、2つ目のレーシングスーツのときは“コカ・コーラ”、そして今の衣装は“カフェインMAXのドリンク”みたいな感じだよね。このあとは何が出るかな…?“アルコール”?え、チャミスル?(笑)チャミスルは大好きだけど、違うアルコールで考えてください(笑)」とおちゃらけ。KEYさんが言う通り、ボタンを押すごとに違う商品が出てくる自動販売機のように、最初から最後まで多様なエンターテイメントを届けてくれました。

そんな本編のラストは、スモークが立ち込めるステージでミディアムバラードの『Mirror, Mirror』、パレードのエンディングテーマのような『G.O.A.T(Greatest Of All Time)』を続けてパフォーマンスし、笑顔でステージを後にしました。

新曲『Tongue Tied』をアンコールでお届け!

アンコール1曲目は、8月に発売予定の日本オリジナル曲『Tongue Tied』。この曲だけスマートフォンで撮影可能とのことで、シャヲルは思い出を携帯の中にも刻むため撮影したり、パフォーマンスを見たりと大忙しだった模様!そんなシャヲルの様子を見たKEYさんは「日本での公演では、今まで撮影可能だったことがないからちょっと慣れないな〜」なんてコメントも。

「いつもツアーを回りながら、皆さんからもらった愛と力をお返ししたいなと思っていますが、やっぱりいい歌とダンスを届けることだと思っています。歌とダンスに気持ちを込めて、KEYくんらしい最後のフィナーレのこの曲を歌いたいと思います。衣装もスパンコールだし、ディスコみたいに盛り上がりましょう!」とコメントし、盛り上がること必至の『Gasoline』でアンコールを締めた…と思ったら、ボルテージが上がりすぎた会場を見て、まさかのダブルアンコールでステージに再登場!!

会場からは、シャヲルによる“キム・キボム!キム・キボム!”のコールが!「いつから日本では韓国語の本名で掛け声を言ってくれるようになったんですか!(笑)すごいですね。ありがとうございます!ダブルアンコールをいきなりやってみました。『Forever Yours』を歌ってみましたがいかがでしたか?今回のツアーで歌えなかった曲もたくさんあるので、来年のツアーで歌いたいなって思っています。またすぐ会えると思って、最後のあいさつをします!ありがとうございました!」とシャヲルに感謝を伝え、アンコールも締めました。

今回の東京公演を皮切りに、アジアツアーをスタート!8月10日、11日、12日には、兵庫・神戸ワールド記念ホールでも開催予定。

会場で“KEYく〜〜ん!”とシャヲルが叫ぶと「そうです、KEYくんです。ここにKEYくんしか今日いないから(笑)」なんてお茶目に答える、アットホームな雰囲気で行われた今回の公演。一度も韓国語を話すことなく、すべて日本語で話している姿に圧倒されました!8月に行われる兵庫でのツアーやテレビ番組の出演なども楽しみですね!

⚫︎PROFILE

KEY(SHINee)<読み方:キー(シャイニー)>

1991年9月23日生まれ。韓国大手事務所SMエンターテイメントから、2008年にSHINeeのメンバーとしてデビュー。ボーカル、ラップ、ダンスのすべてのポジションで活躍する、ずば抜けた才能を持っていることから“万能キー(鍵)”と称され、さらにトーク力、ファッション、日本語・中国語・英語などの言語力…など、多方面にも才能を持っている。

SHINee 日本公式HP

SHINee 日本公式Instagram

SHINee 日本公式X(旧Twitter)
 
 
⚫︎INFORMATION
日本オリジナルNew Single『Tongue Tied』がリリース!

配信日 : 6月26日(水)

発売日 : 8月7日(水)

<収録曲>

1.Tongue Tied

2.Fresh

 

⚫︎セットリスト

1.Intro + Good & Great

2.Saturday Night

3.I Wanna Be

4.Intro + Easy To Love + The Duty of Love

5.Heartless

6.Hologram

7.Intro + BAD LOVE

8.Can’t Say Goodbye

9.Intro + CoolAs

10.Live Without You

11.Killer

12.Fresh

13.Imagine + Outro

14.Intro + Helium

15.Bound

16.Another Life

17.Yellow Tape

18.Intro + Mirror,Mirror

19.G.O.A.T(Greatest Of All Time)

<ENCORE>

20.Intro + Tongue Tied

21.Intro + Gasoline + Outro

22.Forever Yours

撮影/田中聖太郎写真事務所 取材・文/安 彩楓