やった…!懐かしの「ニンテンドー3DS」あるある14選

2024年4月9日、午前9時。「ニンテンドー3DS(以下、3DS)」のオンラインサービスが終了したあの日から、まもなく1か月が経とうとしています。

平成のゲーム機といえばまさにコレ! もはや当時の全小中学生が持っていたと言っても過言ではない一斉を風靡した国民的ゲーム機だけに、思い入れのある方も多いのではないでしょうか。一人でやりこむだけでなく、友達と3DSで仲を深めることもできたことが魅力で、「本当にありがとう!」と感謝を伝えたくなるくらいたくさんの楽しい思い出が詰まったゲーム機です。

今回はそんな3DSを思い出して、数年ぶりに3DSを開いてみました。平成キッズなら「ここが好きだったんだよな〜!」と共感できる、愛すべき3DSのあるあるネタをたっぷり14個ご紹介します♡

思ったより3Dにして遊ばない

発売されたゲームも3Dで楽しめるように、四方八方への移動が楽しいゲームが多数発売。今では縦横無尽に操作できるマリオも、それまでは横移動が中心だったので新鮮でしたね! そんな斬新さが面白くて、買って数十分は3Dにしてみるけど、若干目が疲れてきて…意外と2Dでも楽しめることに気付いてすぐ戻す。

HOMEメニューを着せ替えしてる友達、超うらやましい

ありました、HOMEメニューを着せ替えできるシステム。200円払えば、さまざまなソフトがモチーフになったかわいい着せ替えで、いつみてもワクワクするホーム画面にできて、どうぶつの森やマリオはやっぱり人気だった。

当時の小中学生にとっては200円でもまあまあ大金。着せ替えが欲しくて、たくさんお手伝いして親にねだってみたあの日々…。

「すれちがいMii広場」何人すれ違ったか気になって、出先でめっちゃDS開く

3DS本体を持っている人同士で、電源を入れたまま画面を閉じる「スリープモード」にして街中で「すれ違う」と、その人のアバターである「Mii」が自分の広場に訪れるゲーム。すれ違ったMiiの出身地がわかるので、新たな県を制覇できた時はテンション上がる。友達とすれ違った日には「えーっ、どこにいたの!?」と大ニュース!

知らない人なのに謎に何度もすれ違う人がいる

え??誰??

田舎では遊びに行くところが限られているので、同じ地域に住む知らない人と複数回すれ違うことも。すれ違ったMiiが勇者として敵と戦っていく「すれちがい伝説」のミニゲームでは、同じ人とすれ違うとそのMiiが強い味方としてどんどんレベルアップしていく仕組みだから、見ず知らずのMiiなのになんだか愛着が湧いてきます。

そしてすぐ充電なくなる

ゲームをどんどん制覇したくて、新しい人とすれ違いたくて…。電源をつけたまま画面を閉じるスリープモードでも充電は減るから、いつのまにか充電が0なんてことも。「今日友達とゲームしようと思ってたのに〜!」「うわ、セーブしてなかったからデータも消えてる!」なんてしくじりも懐かしい。

「ニンテンドー3DSサウンド」の録音で遊ぶ

3DSに録音機能があって、「インコ」の声や「せんぷうき」の音みたいに加工もできて面白かったんですよね。試しに3DSを憧れのミュージックプレイヤーにすべく音楽を録音してみたものの、最大10秒だし、雑音は入るしでなかなか険しかったあの日々。

「顔シューティング」、自分の顔倒すのちょっと気まずい

撮った顔写真から検出された顔が、さまざまな表情や方法で襲ってきて、ひたすらそれを撃ち落とすこのゲーム。自分の顔が画面に向かって普段しない変顔をしてくるとなんだか複雑な心境。ちょっぴり気まずいけど、楽しいからどんどん撃ち落とす。

体験版をめっちゃインストールする

いろんな新発売のゲームを数回無料で遊べる体験版。高くて滅多にカセットを買うことはできないけど手持ちのソフト以外でも遊んでみたくて、体験版で妥協。からの、やっぱり結局欲しくなって親におねだり…。それ、思うツボです!!

マクドナルドのフリーWi-Fiを拾いたくてお店の近くに寄る

まだ自宅にWi-Fiが通っていない家もあったあの頃。少しでもオンライン通信が使いたくてフードコートに行ってはWi-Fiを探してた〜!

フレンド欄でチャットする

プロフィール欄にひとことコメントが設定できるシステム、あったあった。

スマホもLINEも持っていなかったあの当時、ちょっとでも友達とチャットをしたくて…リアルタイムでコメントを切り替えてメッセージを送り合うなんてこともありました。子どもの発想力、ハンパない!

とび森でカブトムシと魚の名前めっちゃ覚える

欲しい家具を買ったり、家を改築したり、公共事業をしたり…村で良い生活をするには、なにかとお金が必要になってくる「とびだせどうぶつの森」。ゲームを進めていくと、深夜の南の島に行くと高額なカブトムシやサメをはじめとした生き物を捕獲できることに気がつくんですよね。「ニジイロクワガタ、コーカサスオオカブトに、ノコギリザメ…あ〜懐かしい!」高額なお宝は名前も金額も暗記済み。

マリオカートは3DSで上手い派とWiiで上手い派に分かれる

ボタンを駆使して戦う3DSと、リモコンそのものを操縦するWii。3DSでたくさんやりこんだから、Wiiでも勝てるぞ〜! と思って臨んだら、全然操作が違って撃沈。

LL持ってる人がめちゃくちゃうらやましい

3DS LL(右)は画面の大きさが従来型(左)の約1.9倍で、画面が超見やすい。

発売当時に3DSを持っていた子は羨ましがられていたけど、LLが発売されたタイミングで遅れて買ってもらった子の方ほうがいつのまにか優越感。「お母さん、3DSのLLがほしい〜。」「あんたもう持ってるでしょ!!」「違うんだよ、欲しいのはLLなの!」なんてやり取り、多くの家庭であったのでは?

New 3DSが発売されて時代の流れを感じる

「え!!子どもたちの持ってるゲーム機、着せ替えができるようになってる…!」

本体の外側を着せ替えできて、画面サイズも大きくなったNew 3DS。

ショッピングモールのフードコートや、ファストフード店に立ち寄ると、ゲームを持った子どもに遭遇することもしばしば。子どもたちの持っているゲーム機を見ると時代が変わったことを実感します。

3DSの発売開始は2011年、LLは2012年。New 3DSは2014年に発売。初期型発売から3年も経つと、小学生から中学生へ、中学生から高校生へ…進学によって環境が変わり、3DSユーザーもすっかり世代交代ですね。


みなさんが共感できるあるあるネタはありましたか? 携帯ゲーム機であるDSシリーズは、一番最初の「ニンテンドーDS」が2004年に発売されてから10年以上愛され、平成後期を彩ってきました。中でも3DSはゲームソフト以外にもやり込み要素アリ。そしてオンライン通信で見知らぬ人と繋がってゲームをする面白さを一般の子どもたちに普及させてくれた、革新的なゲーム機でしたね。

携帯と置き型を兼ね備えて一躍令和のゲーム機の象徴となったNintendo Switchも、なんと後継機が2025年に発売されるんだとか。たくさんやりこんだ思い出のゲーム機の世代交代は寂しいけど、ますます新しくなるニンテンドーのゲーム機がとっても楽しみですね♡

みなさんもこれを機会に、久しぶりに3DSを開いてみては?(工藤亜実)