眉の存在感を薄くするアイブロウ【今夜もベスコス VOL.358】
オンリーワンなコスメに出合うべく数千のアイテムを試す日々。美容ライター7年目、編集部随一のコスメオタクライター齋藤が本当に“いい”と思った美容アイテムを圧強めに語る「今夜もベスコス」。今回はキャンメイクのアイブロウマスカラについて。今宵も愛すべきコスメについて熱く語らせてください!!
トレンドのうす眉が作れる名品を見つけました
主張という2文字がよく似合う、マイ眉毛。剃っても抜いても3日後には生えてくる、マイ眉毛。その底力、尊敬に値するくらいたくましすぎる……。
高校生の時は剛毛三角眉毛がとにかく嫌だったけど、太眉ブームが来た時、内心「ヤッター！」って思ったんです。やっと堂々とできるって。もはや時代が私に追いついてきた？なーんて調子にのって、人生で初めて前髪を伸ばしてみたり、カラー眉にしてみたり。太眉が流行ってくれたおかげで、コンプレックスがチャームポイントに昇華することができたんです。時代よ、ありがとう（涙）
でも、時代は移り変わります。秋号のCanCamでも特集していたのですが、最近のトレンドはなんと“細めアーチ眉”なんだそう。太め三角眉の私は椅子からひっくり返りそうになりましたよ……。たしかに、トレンドを牽引する韓国アイドルを見てもみんな揃って薄め細眉だし、話題のドラマ「VIVANT」で熱演していた女優・二階堂ふみさんもほっそりしたアーチ眉が印象的だった！
ずっと太眉と付き合っていたのですが、ここ最近なんとなくメイクがあか抜けないのは、もしかして眉のせいかも？と思い、そんなトレンドに乗るべく久しぶりに太かった眉毛を思い切って剃ってみることに。
できるだけ細めにするべく、眉上と眉下の毛を適度に抜いて細かい産毛は剃ってみました。失敗しないように慎重に慎重に。眉のお手入れって地味に緊張……。
そんなこんなで私史上いちばん細くできたのに、印象は濃いまんま。どうして？（笑）まぁ、パウダーのせれば変わるっしょ！と思い、いつも通りカラーリングしてみたのですが、それでもなんだかあか抜けない。ズームしてみると普通なのですが、引きでみるともっさりして見えるんですよ。
そんなとき、あるアイテムで眉人生が変わりました。それがキャンメイクの「スマートミニアイブロウカラー」（¥660）です。給与のほとんどを美容アイテムに変えてしまう自称コスメオタクの私にとっては、頭が上がらない神的プライスの¥660。色は03のさくらブラウンというカラーです。
いままでたくさんのアイブロウマスカラにトライしてきたものの、剛毛な私が塗ると眉だけ変に目立ってしまったり、あきらかに浮いて見えることが多くて、正直遠ざけていたのが正直なところでした。キャンメイクのアイブロウマスカラは、「眉の存在感を淡くするあか抜けピンクブラウン」という紹介文に惹かれて手に取ってみたのですが、これが大正解！
白みのあるピンクブラウンが眉毛一本一本をコーティング。コンシーラーとまではいかないのですが、黒々しさを程よくデリートしてくれて、剛毛感を見事に消し去ってくれました。寄りで見たらわからなかったのですが、全身鏡の前に行って引きで見てみると顔の印象が一気にやさしくなっていて感動！ 眉があか抜けると、想像以上に顔の印象が変わって見える……すごいすごい！！ なんとなくあか抜けない理由は、やっぱり眉にあったんだ、と確信することができました。
小回りの効く小さめブラシもかなり塗りやすい。しかもほどよい液含みなので地肌に付かず、アイブロウマスカラ初心者の私でも簡単に使いこなすことができました。乾いてもパリッとしないので、変に浮いて見えることもないし自然なふんわり感も手に入れられます。
久々の出会いに熱い気持ちになれた、2023年冬。まだまだ新しい発見があるからこそ、美容は追求しがいがありますね！
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