仕事が忙しい、駆け引きが面倒…東村アキコが導く“恋休女子”のパターン別脱出方法【後編】

■忙しい女は嫌われる

四六時中、仕事ばかり。海外のワーキングウーマンだったら、バカンスのためにいかに効率よく働くかを考えているわけで、まずありえません。「プライベートの時間も全部つぶして働け」なんて、そんなの誰も頼んでません。自営業だったらいいですが、会社に利用されることはないんです。

少女漫画では、仕事を頑張っていればいつかそんな私を見てくれる人が現れる……っていうのがよくありますが、現実の男の大半は自分の相手もできないほど忙しい女はキライです。呼び出したときにすぐつかまる。休み取れたから温泉行こうって誘ったときに、「行く行く!」とついてきてくれる女性がいいわけです。

私の知人でも、結婚するヒマもなく働いてきたのに、精魂捧げた仕事がリストラや異動で突然なくなった人がいます。そのときの喪失感たるや! たとえ恋をしていなくても、趣味があるならいいですが、仕事しかないって、周りも困っちゃいますよ。何話すねん?って。仕事量を減らしてもいいし、要領よくしてもいいし。自分の人生の華の時間は自分でつくるしかない、と思います。

このタイプの特徴は仕事を言い訳にしていることでしょうか。本当に全てを捨てて仕事に生きたい人に対しては、誰もなにも言う権利はありませんが、恋や結婚をできないことの言い訳にしてはいけませんね! 本当に仕事だけでいいのか、ぜひ一度再考を!

パターン6 出会うのさえめんどくさい

higashimura-3当てはまるのはこんな人!

・付き合うまでの駆け引きすべてが面倒
・生活リズムや会うペースなどを相手に合わせるのがわずらわしい
・恋をしても自分から行動できない
・休みの日は家でまったりしたい
・相手の言動で気持ちをアップダウンさせたくない

いる! 付き合うまでの過程すべてがめんどくさい人! かくいう私も、1回目のデートで「何回か食事するのが面倒なのでお試しで良いのでお付き合いしませんか?」と持ちかけてみたことあります。結果は聞かないでください……。そんなめんどくさがりやさんたちに東村さんが出会い方をレクチャー!