仕事が忙しい、駆け引きが面倒…東村アキコが導く“恋休女子”のパターン別脱出方法【後編】

合格レベルの独身男性はまずいない!

私の周りにいちばん多いタイプ。ちょっとおしゃれで、センスがよくてきれいで、お仕事もちゃんとしている方が多いですね。「あなたがあたしを好きになったら あなたを選ぶ準備はできていたのに」という、ヤマシタトモコ先生の作品に出てくる名台詞がありまして。この人たちは、いつでも好きになってあげるのに……って思いながら、骨になるんじゃないですかね。

仕事で年中スペックの高い既婚男性を見ていて、アンテナ張ってるからいろんな情報が入ってきて、おいしいもの食べて、洋服もいいものを着ている……そんな女性のお眼鏡にかなう独身男性はまずいないし、いたとして、もっとかわいくて若くて女子アナみたいな人と付き合うんです。その男がこの先ポッと自分を好きになると思うのは、ハーレクインコミックスの読みすぎ!!

気が合って、一緒にごはんを食べていて楽で、1か所でも好きなところがある。そういう人を見つけないと、40歳、50歳になっても審査員席に座り続けることになります。もはや、ほぼ妖怪。某妖怪アニメの新妖怪募集コーナーに投稿されますよ!

ひぃ! 妖怪は避けたい! ここは一刻も早く、オーディションする側からオーディションを受ける側に……とまではいかずとも、まずは審査員席からおりるところからはじめてみましょう。

パターン5 仕事まっしぐら

higashimura-2当てはまるのはこんな人!

・とにかく忙しくてプライベートの時間さえあやうい
・仕事のしすぎで出会いがない(と思っている)
・常に疲れていて、女子力の衰えを感じている
・全力で頑張っている自分は好き。でもときどき、「このままでいいの?」と不安になる
・仕事のことを理解してくれない恋人はイヤ

だんだん仕事にやりがいが出てくるのもアラサーあるある。好きな仕事であればあるほどやりがいを感じて仕事一筋になっていく女性は周りにも沢山います。「これ!」といった仕事に出合えるのは素敵なことだと思うのですが、東村先生曰く……