CanCamのメイク連載でもおなじみの李光人くんが、大河ドラマ『どうする家康』に出演中! CanCam7月号では、李光人くん演じる井伊直政への思いや心境を聞いてみました!
直政は家臣団の中のZ世代だと思っています
3度目の大河ドラマ出演ですが、心境はいかがですか?
大河ドラマって、出演人数がかなり多いのに、すごい役者の方ばかりなんです。特に、家臣団にはそうそうたる顔ぶれの方々がいらして、みなさんの芝居を間近で見られる贅沢さを日々感じています。
李光人くん演じる井伊直政(虎松/万千代)はどんな人物ですか?
徳川家康の家臣で、赤い鎧をまとい、勇猛果敢に戦う姿から『井伊の赤鬼』と呼ばれていた人物です。血気盛んで、生意気な印象を持たれている方も多いかと思います。
演じる際に意識していることは?
大河ドラマの面白さのひとつに、ひとりの人物を色々な役者の方が演じてきていることがあると思うんです。なので今回僕が演じる中で、井伊直政という人物の魅力をどう表現できるか考えたときに、彼の背景を大事にしたいな、と。直政は井伊家という歴史ある良家に生まれ、プライドや品格を備えながら、幼い頃から激動の中を生きてきた人。一族を立て直すという使命や責任を背負っているからこそ、人にも自分にも厳しいんだと思うんです。一方で、人の心をつかむカリスマ性があったり、繊細な心を持っていたりもする。そういった直政のルーツやプライドを、常に頭に置きながら演じています。
直政のキャッチコピーが「井伊谷からやってきた美少年」だとか。
自分ではあまりそこは意識していなかったんですが(笑)、本多忠勝役の山田裕貴さんに『李光人のビジュアルだからこそ表現できるものがあるよね』と言っていただいて、確かにそういう面白さもあるのかなと思いました。
役柄に似ていると感じる部分は?
温度感は違うけど、ズバッと発言するところは似ているかな。普段の自分が35度くらいだとしたら、直政は37度2分くらいのイメージ(笑)。あと僕、直政って家臣団の中のZ世代だと思うんですよ。家臣団の中でひとり若いんだけど、決して物怖じしない。軸がありながらどこか達観している、現代の若者に通ずるような部分を感じるので、そういうところも意識しています。
More Q&A
板垣さんが「美少年!」「モテそう」と感じる人は?
(宮世)琉弥!
まだ共演したことはないけど、友人として仲よくさせてもらっています。美しいのはもちろん、誰にでも分け隔てなく話しかける人懐こさがあって、男女問わず惹きつける魅力があると思います。
自分にとってのパワースポットは?
表参道。
好きなアパレルショップがあるし、街行く人がおしゃれで歩いているだけでも楽しいです。僕にとっての癒やしスポットです。
携帯電話や財布以外で、必ず持ち歩くアイテムを2つ教えてください。
ワイヤレスイヤホンとお菓子。
撮影中は特にお菓子が欠かせません! グミやチョコ、ハチミツ味の干し梅をバッグにしのばせています。
2002年1月28日生まれ、俳優。話題のドラマや映画に多数出演し話題をさらっている。現在放送中の連続ドラマW-30『ああ、ラブホテル ~秘密~』(WOWOW)の最終話に
出演予定。
毎週日曜 総合 20:00~
BSP/BS4K 18:00~
BS4K 12:15〜
作:古沢良太 音楽:稲本 響
新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く、ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作。板垣さんは、第15回より井伊直政役で出演中。
撮影/MISUMI スタイリスト/伊藤省吾(sitor) ヘア&メイク/山口恵理子 構成/大下杏子 WEB構成/久保 葵