【板垣李光人メイク連載プレイバック】妖艶な陰陽師を現代風にアレンジ

Beauty Voyage Vol.21:晴明に捧ぐ

※この記事はCanCam2023年2月号「Beauty Voyage」を再構成したものです。

プライベートでもメイクとファッションを楽しむ俳優・板垣李光人さんが、お題に沿ったコスメとメイクを探しに出かけるこの連載。今回は、2月に生まれたという安倍晴明からヒントを貰い、陰陽師のイメージを現代風にアレンジしてみました!

今回のテーマは…『陰陽師』

「占術を駆使し怨霊退治をした陰陽師。幼少期からドラマや映画に登場する陰陽師を見ては、その妖艶さに夢中に。『いつか陰陽師役をやってみたい』という願望を、今回連載で叶えられました。」(板垣さん)

高貴な陰陽師のイメージを紫のアイカラーで表現し、ファッションは現代風に味付け。夜の街を闊歩する安倍晴明さながらのシューティングは、普段と違った雰囲気でワクワクでした。闇の中の少しの光を捉えるスパークルなラメを目頭に使ったのもポイント。ちなみに今回の裏テーマは陰陽五行説。万物組成の元素である木・火・土・金・水を、【カーキのアイカラー】【赤いリップと鬼火のような紫のアイカラー】【スキンベージュのプライマー】【キラキラのラメ】【潤うヘアオイル】で表現」(板垣さん)

「さらに、自然に精通した陰陽師のスピリットを汲んで、ナチュラル系コスメやSDGsな取り組みをしているブランドをメインに使用しました。裏テーマを決めてコスメを選ぶとさらに化粧は面白くなりますね。ちなみに最近の板垣は、目頭メイクに夢中。夜な夜なおうちでこっそり楽しんでます(そして誰にも見せずにオフ)。せっかくなので、その一例を下でご覧に入れますね。皆さんも夜更けに、普段はできないメイクを思いっ切り楽しんでみませんか?」(板垣さん)

メインアイテム

a. プライマー

SHIRO タマヌエッセンスプライマー 1C01 ライト ¥5,335 

エシカルな自然派コスメブランドの美容液プライマー。肌悩みを優しくカバー。

b. アイカラー&アイライナーセット


ベアミネラル スタリー アイズ アヘッド(アイカラー&アイライナー)¥5,720

ドラマティックな目元を作るホリデイキット。どちらもビーガンコスメ!

c. アイカラー

トーン シルキー ムース アイシャドウ 03 ¥3,080

人気ナチュラルコスメブランドのカーキのアイカラーは、ふわっとした質感でぼかしもキレイに♡

d. ラメパウダー

メイクアップフォーエバー スターリットグリッター S112 ¥2,750

SDGsに積極的に取り組むメイクアップフォーエバーのラメパウダー。ゴージャスな輝きが◎。

e. ヘアオイル

SHIRO アールグレイ ヘアオイル ¥3,201

クランベアビシニカ種子油配合で髪がしっとり美しくまとまる!

1. フェイスパウダー

コスメキッチン rms beauty アンパウダー 01 ¥4,950

2. アイブロウパウダー

トーン アイブロウパウダー 01 ¥3,630

3. リップ

セルヴォーク リベレイティッド マット リップス 03 ¥3,850

How to make-up

スキンケアしたらaのプライマーを顔全体に塗り1のパウダーで押さえ、眉の足りない部分を2のブロウパウダーで描き足す。bのアイカラーの上段中央の色で、上まぶたの目尻側⅔のキワに5㎜幅のラインを引き、bのアイライナーで目尻のまつげのキワを埋める。上まぶたの目頭側1/3に、cのアイカラーをぼかす。dのラメは少量を目頭に。密着度がよくなるよう、手持ちのクリアバームを下地に少しつけると◎。さらに下まぶたのキワに2のアイブロウパウダーの左端の色をライン状につけ印象を引き締める。リップは3のリップカラーを指につけて叩き込んでナチュラルに仕上げて。最後にeのオイルでヘアをセットして、ウェットな無造作ヘアにしたら完成!


リヒトの美々是好日-Everyday is a Beautful day-

雨の日も晴れの日も、常に“美しさ”と蜜月に生きる板垣李光人さんの最近のハマりものを紹介!

目元の輝きがまるで天の川! ギャラクティックメイクに夢中

最近は、輝くアイシャドウを目頭にたっぷりのせるのがマイブーム。ポイントは目尻に向かって天の川を描くように筆を動かすこと。さすれば即銀河のようにきらめく目元に! 色は金でも銀でも紫でも桃色でもお好みで。写真は先月号のコラムでも紹介したGUCCIのパレットを使用。冬の空に想いを馳せながら皆さんもメイクをしてみては。

新鮮な美を教えてくれた木々が色づく自然の芸術

仕事で近畿のほうにお邪魔しました。その際、自由な時間があったので紅葉をば。グリーンがまだ残る木々に「少し時期尚早か…」と思いましたが、これはこれで緑と紅のコントラストが美しい。疲れるだの人が多いだのと、紅葉シーズンの行楽は敬遠していましたが、いつか京都などにも足を運んでみたいです。


五行と戯れ、夜に化け、闇に装う

板垣李光人「Beauty Voyage」はこちらから

CanCam2023年2月号「Beauty Voyage」より
撮影/嶌村吉祥丸(モデル)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/奥平正芳 スタイリスト/奥富思誉里 モデル・イラスト/板垣李光人 構成/衛藤理絵 WEB構成/久保 葵