では、そのストレスはどれくらいのものなのでしょうか？
生活が変われば多少のストレスは仕方ないものだとは思いますが、そんな軽度で済む問題ではないようです。「ストレスが原因で会社を辞めたいと思った経験があるか」を尋ねたところ、新入社員の４割（39.7％）が「ある」と回答。逆に「会社にいくことが楽しい」と感じている人は約2割（24.3％）という結果になりました。
学生時代にはなかったプレッシャーや環境の変化がストレスを深刻化させているようです。
さらに、そのストレスによって体調を崩している人も多いことが判明。ストレスで最も影響が出やすいといわれている腸のトラブルを抱える人は、ストレスを感じている人の6割以上（61.4％）で、特に女性は約7割（69％）が便秘や下痢などで悩んでいることがわかりました。
またストレスを感じている人の6割以上が学生時代よりも健康意識が高まったと回答。ストレスを感じていない人よりも意識的に健康管理をするようになったことがわかります。
ではストレスを感じている人が行っている健康管理とはどんなことなのでしょう？
まずは「仕事がある日に朝食を食べないと体調に影響するか」を尋ねたところ、ストレスを感じている人の8割近く（77.2％）が「影響する」と回答。
さらに「朝食を食べないと集中力に影響するか」を尋ねると、こちらもストレスを感じている人の8割近く（78.5％）が「影響する」と答えていることがわかりました。
Woman Insight編集部が「ストレス解消するために行っている健康管理」について調査を行ったところ、みなさんいろんな工夫をしていることがわかりました。
●ストレス解消のために行っている健康管理は？
・朝活をはじめ、朝食をゆっくり、しっかり食べるようにした（32歳・女性）
・無農薬や有機野菜を積極的に食べる（30歳女・性）
・素材にこだわったヘルシーなものを食べる（25歳・女性）
・栄養のバランスを考えて、食べる品目を増やしている（32歳・男性）
・朝はしっかり食べて、夜は早めに、ダラダラ食べ続けないようにしている（35歳・男性）
・なるべく「好きなもの」を食べるようにしているが食べ過ぎないように気をつけている。（29歳・男性）
・つきあいで飲みに行く頻度を減らし、週1回程度、好きな相手としか飲まない。（33歳・女性）
・好きな人と、好きなものだけ食べる！ 楽しく食べるのが大前提!!（40歳・男性）
（※Woman Insight調べ）
なるほど！ ストレス解消のためには
★朝食はしっかり食べる！
★栄養バランスを考えて食事を摂る
★つきあい飲みは減らす！
……が、基本のようですね！
ストレス社会と言われている現代、ストレスを完全になくすことは不可能なこと。でもそのストレスをうまく発散していけば、自分なりに消化をすることができるはず。
ときにはがむしゃらに頑張ることも大切ですが、ストレスを感じて体調を崩しては意味がありません。自分の身体と相談し、適度に頑張ることが一番大切かもしれませんね。（いしかわちえ）
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