Beauty Voyage Vol.9:紫の石に魅せられて
今回のテーマは…『アメシスト』
「最近、誕生石が気になって仕方ありません。美しい石に様々な意味が込められていて、とても神秘的。つい調べては、そのきらめきにため息をついています。そんなわけで、2月号のお題は「高貴・誠実・調和」を象徴するアメシストといたしました。」(板垣さん)
「中でもイメージしたのは、磨かれる前の荒々しい紫水晶。透明感や輝きを秘めたパープルメイクに、ちょっぴり強さを感じさせる黒いコートでワイルドさを足し、石の持つ世界を表現しています。」(板垣さん)
「下地に紫色を仕込んで肌の透明感を上げ、アイカラーだけでなく、チークにもパープルを取り入れたこのメイク。意外と上品ですよね。紫は色自体に気品があるので、大胆に使っても案外品のいい仕上がりになるんです。チークが強くなりすぎないよう、上からパールのハイライトをヴェールのようにかぶせたのもポイント。目元もきらりと光るラメをのせて、アメシストの持つ輝きを取り入れているのもこだわりです。ちなみにこの日身につけたアクセサリーのストーンはアメシストのもの。絵を描くときは多用するパープルですが、洋服やコスメはあまり持っていないかも…。これを機会に現実世界でも紫の世界に溺れてみようかと思います。」(板垣さん)
メインアイテム
a. アイカラー
b. リップ
c. ルミナイザー
1. セラム
2. アイカラー
How to make-up
1のセラムで肌色を整え、コンシーラーで気になる部分を隠し、フェイスパウダーを軽くつける。眉の足りない部分をアイブロウペンシルで描き足し、2の下段中央のアイカラーで目の周りのキワを上下ともに8㎜幅で囲む。下まぶたの目尻にaのアイカラーを少量のせて指でぼかす。bのリップは、スポンジに少量つけてこめかみ〜頬のいちばん高い位置までに薄く塗ってチーク代わりに。cのルミナイザーを上まぶたの中央&目の下〜チークの上あたりに塗る。唇にはリップクリームをつけツヤっぽく仕上げて。
完成
リヒトの美々是好日-Everyday is a Beautful day-
雨の日も晴れの日も、常に“美しさ”と蜜月に生きる 板垣李光人さんの最近のハマりものを紹介
愛すべきハローキティのコラボコスメはロックなムード!
また新たなコスメを入手。それがこの、シュウ ウエムラ×ハローキティのロックザパーティ アイパレット! 大変ギラギラしていてよいですよね。クイーン・キティをイメージしアダルティなキャットメイクをするもよし、紫の妖しさを活かして、モードでエレガントなロックスタイルを作るもよし。デイリーからパーティシーンまで活躍しそうです。
馬と共に駆け抜けたドラマの思い出を振り返って
ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』で木崎 誠役を演じ、大切な作品がまたひとつ増えました。馬と人間が一丸となって映像を作ることは滅多にありませんし、何より人馬一体の様が美しく…1か月半の撮影はとても思い出深いです。古内一絵先生の原作も素晴らしく、優しくも力強い描写が素敵。ドラマ鑑賞後に読んでいただいても楽しいかと。ぜひご一読を!
薄紫のヴェールの奥に、気品という名の光を秘めて
撮影/MELON(TRON/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/KATO(TRON) スタイリスト/奥富思誉里 モデル・イラスト/板垣李光人 撮影協力/田中かほ里 構成/衛藤理絵 WEB構成/久保 葵