【地味に難読】「焼け木杭」って読めますか?

見慣れた漢字しか使われていないはずなのに、なぜかトリッキーな読み方をする熟語ってありますよね。自分では正しく読めているつもりでも、実は間違った読み方をしているなんてことも結構あるかもしれませんよ? ここではそんな「読めそうで読めない」日本語クイズを出題していきます。

■本日のお題はこちら

今回のお題は「焼け木杭」です。「木杭」は「きぐい」と読めるので、「やけきぐい」と読みたくなってしまうところですが、実は違うんです…! それでは早速ヒントを確認していきましょう!

■ここでヒント

小学館デジタル大辞泉によると、「焼け木杭」にはこのような意味があるようです。

1 焼けた杭。燃えさしの棒杭。

2 「焼け木杭に火が付く」の略。

ちなみに、2に書かれている「焼け木杭に火が付く」は、

一度焼けた杭は火がつきやすいところから、以前に関係のあった者どうしが、再びもとの関係に戻ることのたとえ。主に男女関係についていう。

という意味だそうです。「元サヤ」に近い意味の言葉のようですね。もしかしたらこの「焼け木杭に火が付く」という慣用句からピンときた人もいるんじゃないでしょうか?

さらに大ヒント! 「焼け木杭」をひらがな表記にすると「○け◯◯◯◯」という6文字になりますよ。

正解は分かりましたか? それでは答え合わせです。

■正解は…こちら!

「やけぼっくい」でした! 「木杭」の部分は「ぼっくい」と読むんですね。皆さんは読めましたか? 慣用句にも使われている熟語のようなので、ぜひ覚えてみてくださいね。

CanCam.jpでは毎朝6時に「読めそうで読めない」日本語クイズを更新中! 皆さんチャレンジしてみてください♪(石川智香子)