昼の水辺で夏の精と戯たわむる板垣李光人の“蛍”メイク
美容を愛する俳優・板垣李光人さんが、お題に沿ったコスメとメイクを探しに出かけるこの連載。今回は、夏の夜の風物詩となっている美しい生き物と昼間の太陽の下で遊ぶメイクを思いついたよう。見たら目を離せなくなるその色に、あなたも心躍らせて。
今回のメイクテーマは…『蛍』
絵を描いていてもメイクをしていても、「この色を魅せたい」という強い思いがあるときは、その色を潔く使うのが好きです。
特にメイクは様々な色を使うとくすみがち。1色に絞ったほうが映えますし、その色らしい華やかさやフレッシュさを表現することもできます。今回、メイクをイエローのワンカラーで仕上げたのは、自身が光り浮き立つ〝蛍〟の存在感をビビッドに写し取りたかったのがいちばんの理由。
撮影は、夏の夜を彩る蛍の精が昼間の都会に現れたら…というコンセプトで、あえてカジュアルな服装で挑みました。晴れ上がった空やキラキラ光る水面も美しいですが、なぜかイエローのアイカラーとネイルに強く目を奪われる…そんな写真が撮影できて大変満足。
そして今回、鮮やかな黄色の素晴らしさを改めて知りました。肌なじみが難しいかと思いきや、つけると案外ハマりやすく、さらに周りの肌に透明感を与えてくれる。
ネイルに取り入れても洒落ていますし、これは素敵な発見でした。普段ネイルはブラックやネイビーなどダークトーンしかしないのですが、これをきっかけにカラーネイルに目覚めてしまいそうです。
メインアイテム
a.アイシャドウ
b.ネイルカラー
How to make-up
ルース系のファンデーションで肌のきめをさっと整え、地眉の形にそってアイブロウペンシルで自然に眉毛を描く。aのアイカラーを多めに指にとり、上まぶたのアイホールより少し広めにつける。この時、あまりぼかさずラフに色をのせると、よりきれいな発色に。唇は透け感のあるビビッドオレンジのリップを軽く塗り、目元となじませると◎。仕上げにbのネイルを手の爪に塗ったら完成。
昼のほたるは、人の心に光を灯す。
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マスク生活には、『Dior』のメイクアップ フィックス ミスト
ここ最近、丹精込めたメイクという作品をマスクで覆わなければならないわけですが、どうにも付き纏うのがくずれ。せっかくの整地作業が台無し…と思っていたときに出合ったのがこのコ。性能よし香りよしで、向かうところ敵なし。休日はもちろん、撮影時も重宝(高画質時代、全部が映ってしまいますからね)。ニューノーマルな暮らしの味方です。
愛らしい香りもよき。花のある生活は美である
ソファの隣に生けておくと、ふとしたときに愛らしい香りを運んでくれるし、何より、朝に水を替えてあげるだけで愛着が湧いてくる。自ら花屋さんで買ってくるのもいいけれど、仕事の区切りとしていただく花は格別。なぜなら、その花が枯れるまで思い出を強くそばに感じられるからである。もちろん、自分で用意した一輪挿しも好きです。皆さまもぜひ。
フレッシュなイエローメイクに目を奪われて…♡