令和の若者の恋愛ってどんな感じ?
今年もバレンタインデーが近づいてきましたね。バレンタインデーといえば「恋をする人たちにとってドキドキの1日」というイメージがありますが、10〜20代にとって「バレンタイン」や「恋愛」そして「結婚」って、どんな存在なのでしょうか?
ここではSHIBUYA109 lab. がZ世代の10〜20代男女400名を対象に実施した「Z世代の恋愛・結婚観に関する意識調査」に基づいて、Z世代の恋について探っていきます!
バレンタインのメインは「友チョコ」Z世代にとって恋愛は全てじゃない!
Q.あなたはバレンタインデーにチョコをはじめとした何らかのプレゼントをしますか?あなたがプレゼントを贈る相手について教えてください
Z世代に、次のバレンタインにプレゼントを送る相手を尋ねてみたところ、「仲の良い友達・親友」(24.8%)「家族」(16.3%)、「恋人」(14.0%)の順に多く回答が集まりました。「好きな人」にいたっては、「自分」よりも回答が少ないという結果に。今どきのバレンタインデーは“友チョコ”がメインになっているようです。
Q.あなたの現在の恋人の有無を教えてください
Z世代に恋人がいるか聞いてみると、現在恋人がいると回答したのは20%、これまで一度も交際経験がないのは49.5%となりました。恋人がいるのはかなり少数派みたいですね。そんなZ世代の恋愛における出会いの場所は一体どこなのでしょう?
インスタから始まる恋♡なんとZ世代の5人に1人が経験⁉︎
Q.恋愛対象となる相手の探し方について【今まで出会ったり使ったりしたことのある場所・ツール】を教えてください
「恋愛対象になる相手を探すにあたって、使ったことのある場所・ツール」を尋ねてみると、「学校・サークル」(47.5%)「Instagram」(19.8%)「アルバイト・インターン先」(11.5%)が上位にランクインしました。なんとSNSである「Instagram」が、直接人と接する「アルバイト・インターン先」よりも出会いが多いという結果に…!出会う場所として、Instagramは高校生だけで集計するとより高い割合となっているようです。
Q.恋人や好きな人・気になる相手のSNSをどのような視点でチェックしますか。チェックしているポイントを教えてください
やはり好きな人の投稿が気になるZ世代は多いようで、さまざまなことをチェックしています。話しかけるきっかけになりやすい趣味を探ってみたり、交友関係を把握してみたり、次のステップに踏み出すためのツールとして活用しているようです。
グループインタビューでも、
「共通の知り合いがおらず、相手がどういう人かわからないマッチングアプリよりも、共通の知り合いがいてどんな人なのか“口コミ”を知ることができるInstagramのほうが恋人探しには良い」
「Instagramでつながる時は、共通の知り合いがいないと興味がわかない」
「友達ではなくても、Instagramでつながって、良い雰囲気になったことがある」
という意見が出ました。友達を介して遠くゆるくつながりやすいInstagramは、こういうときに使いやすいのかもしれませんね。
Q.好きな人へのアプローチ方法としてやったことがあるものを教えてください
では、出会った後のアプローチの方法はどんな感じなのか聞いてみると、「アプローチは特にしたことがない」と回答した人が38.3%と最も多くなりました。
グループインタビューでは、
「友達がアプローチをきっかけに好きバレして、相手に傷つけられていたので、リスクだと感じた」
「好きバレすると相手も気まずいので嫌だ」
「SNSでのやり取りで文面を残したくないので直接話す」
という意見が聞かれ、アプローチによって好きバレすることを極端に避けたり、相手への好意がわかる投稿がSNS上に残ることを避けたりする傾向がみられました。
改めて「インスタでの恋愛」を解説するとこんな流れ。共通の友達をきっかけに出会い、ストーリーで「一言」をきっかけにDMでやりとりし、会ってみて気が合えばお付き合い、そしてデートの様子を投稿…と。恋愛にあらゆるシーンでインスタが大活躍しています。
出会いも恋愛も変わっていく
10〜20代の恋愛最新事情をお届けしました。数年前には当たり前とされていた価値観が変わっていたり、少し前にはなかったツールが出会いの大きなきっかけとなっていたり、日々恋愛にまつわるあれこれは変わっていくもの。「出会いがない」と思っているあなたは、もしかしたら今回の内容をもとにしたら、突然の出会いが訪れるかも…!?(石川智香子)
※SHIBUYA109 lab.調べ
情報提供元/株式会社SHIBUYA109エンタテイメント