日本には、魚へんの漢字がたくさんあります。簡単なものならともかく、「鯣」や「鱰」あたりになると、読める人より「読めない」と思う人のほうが多いはず。
さて、今回の日本語クイズもそんな「魚へんの漢字シリーズ」から。お題はこちら!
「鮃」。
魚+平と書いて、「鮃」。こちらの漢字はいったい何と読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください。
■ここでヒント!
まず、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「鮃」は次のような魚の名前です。
「○○○目○○○科の海水魚。全長約80センチ。体は長楕円形で側扁(そくへん)が著しく、両眼が頭部の左側に集まっており、砂泥底に横たわる。有眼側は暗褐色に黒褐色と白色の斑紋が散在し、無眼側は白色。周囲の色に応じて体色変化する。口は大きい。美味。」
(※○の部分は編集部で伏せました)
想像してみてください。楕円形で平べったくて、両眼が頭の左側に集まっている魚……といえば何でしょう? ちなみに、読み方は3文字です。
そろそろピンと来た人もいるかもしれませんね。ということで、そろそろ正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「鮃」の読み方、正解は「ひらめ」でした。
ちなみに、ひらめとよく似た姿を持つ魚にカレイがいますが、両者を見分けるときは眼の位置に注目するのがコツ。「ひらめは左側、カレイは右側」に眼があります♪
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(豊島オリカ)