12月に入り、一気に冷え込んできたこの季節、ぬくぬくとした部屋でコタツに入ってみかんを食べる、なんていうのも冬の楽しみだったりしますよね。
ところで、みかんと言えば、甘いみかんがあれば、少し酸っぱめのみかんもあったりと味がさまざま。その分、好みもあるのでおいしく食べるために工夫をしてみたりと、味だけでなく食べ方にもこだわりがある人もいるのではないでしょうか。
そこで、レッドホースコーポレーション株式会社が全国のTwitterと「産直アウル」登録ユーザー2566名に行った「みかんの味の好み」ででた調査の結果と美味しく食べる工夫を紹介します。
●「極あま派」vs「あま酸っぱ派」
調査結果としては「極あま派」58.7%、「あま酸っぱ派」が41.3%で「極あま派」が多い結果になりました。極あま派で特に多かったのは「酸っぱいのが苦手」という声。その他にも「果物なのに甘くないとおかしい」という果物の甘さに対す熱い思いを感じる声もありました。また、「幸せを感じるから」「甘さは生産者の努力の証」という温かい言葉も寄せられました。
一方、あま酸っぱ派には、「酸味があった方がみかんらしさや味の濃さを感じるから」という声や、「バランスが大事」という声が多く見られました。また、「子供の頃、故郷で食べた思い出の味だから」と懐かしさを感じる人も多かったです。中には「最近は甘いばかりで…」と酸味を求める切実な意見や、「お酒に合う」という珍しい意見もありました。最終的に「極あま派」が多い結果となりましたが比率は6:4。「あま酸っぱ派」も予想以上の追い上げを見せました。
●九州地方だけ「あま酸っぱ派」が逆転!
さらにユーザー1,662名に対してアンケートを行い、全国エリア別の好みの調査。すると、全国的に「極あま派」が多い中、九州地方のみ「あま酸っぱ派」が53.3%と「極あま派」を上回る結果になりました。また、僅差で負けてしまったものの、四国地方も「あま酸っぱ派」の割合が九州以外の他の地方より多いという結果がでています。
●みんなに聞いた「みかんを美味しく食べる工夫」
産地アウルユーザーにみかんを美味しく食べるための工夫を聞いたところ、手で揉んだりコロコロしたり、刺激を与えてから食べるという回答が多く出てきました。また、甘くするために「りんごと一緒に置く」という工夫や、「自転車の前カゴに乗せて一緒にお散歩するとおいしくなる!」という珍回答まで。
その他には、小玉をひと口で食べる、3ふさを丸ごと口に入れる、など大きいまま頬張る食べ方はジューシーさが味わえるという回答や、ヘタの方から十字に割って皮からふさを剥がしとる「有田むき」「和歌山むき」と呼ばれるむき方が、手を汚さずに簡単にスジを取ることができて、大きいまま口に入れられるので満足度が高いという回答もありました。
●あなたはどんなみかんがお好き?
地域によって少し味の好みがわかれていたり、「そんな食べ方するの?!」というものもあり、意外な結果も多くありました。これからの季節、みかんを食べる機会が増える中で、ぜひおいしく食べる工夫を試してみてはいかがでしょうか。(岡美咲)