【地味に難読】「九十九折り」読める?もちろん「きゅうじゅうきゅう…」じゃないよ

小学生でも読めるような簡単な漢字なのに、他の字とくっついたとたんに読めなくなってしまうことがあります。たとえば、「就中」「乙張り」「天牛」など。どの漢字も簡単なのに、こう見ると意外と読めませんよね。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ。本日のお題はこちらです。

「九十九折り」。
こちら、読み方はもちろん「きゅうじゅうきゅうおり」ではありません。では、いったい何と読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください♪

■ここでヒント!

ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「九十九折り」の意味は次のとおりです。

1 いくつにも折れ曲がって続いている坂道や山道。
2 馬術で、馬をジグザグに歩ませること。

一般的になじみ深いのは、1の意味でしょう。たとえば、新年の風物詩である箱根駅伝にも「九十九折り」の山道が登場します。中継しているアナウンサーが、ひだのようにジグザグに折れ曲がった急な坂道を「九十九折り」と表現するのを聞いたことがある人は、わりと多いかもしれません。
ちなみに、ひらがなで書くと「○○○○り」の5文字です。

さて、そんな「九十九折り」の読み方は……? この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら♪

「九十九折り」の読み方、正解は「つづらおり」でした!
「九十九」は3文字だけだと「くじゅうく」「きゅうじゅうきゅう」「つくも」などと読みますが、「折り」がくっついて「九十九折り」になると、読み方は「つくもおり」ではなく「つづらおり」に変化します。日本語って面白いですね。

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(豊島オリカ)

 

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