あまりなじみのない漢字はなかなか読めないものですが、その中にはちょっとユニークな形の字もあります。たとえば、弓+百+弓で「弼ける」、犬+犬+犬で「猋」など。
本日の漢字クイズも、そんな「ちょっとユニークな漢字」から。お題はこちら!
「裃」。
こちらの漢字、いったいと読むのでしょうか? ヒントをもとに読み方を推理してみてください。
■ここでヒント!
・ヒント1 江戸時代にまつわる言葉
「裃」は、江戸時代の武士の服装にまつわる言葉です。
・ヒント2 文字にヒントが
「裃」という文字の中に、読み方の大きなヒントが隠れています。
・ヒント3 ひらがなで4文字
「裃」をひらがなで書くと、「○○○も」の4文字です。
さて、そんな「裃」の読み方は……? さっそく正解を見てみましょう!
■正解は、こちら!
「裃」の読み方、正解は「かみしも」でした! その読み方だと分かってから漢字を見ると、なるほどと感じるような形です。
小学館デジタル大辞泉によると、「裃」は江戸時代に武士の礼装・正装として用いられていました。時代劇で、武士が上下同じ色の上着と袴を着ていることがありますよね。見た目的には「肩がとがった“つなぎ”」のような、あの服……あれこそが「裃」なんです。
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(豊島オリカ)