8月。夏休みシーズンになり、家族や友達と何をしようか、心を躍らせている人も多いはず。せっかくたくさん時間もありますし、普段とはちょっと違う場所に行ってみたくないですか?
そこで、株式会社リクルートが小・中学生の子どもがいる20代~40代約1000人に行ったアンケート結果から、「子どもも大人も楽しんで学べる工場見学ランキング」を発表。大人になってから訪れる「工場」って、新しい学びがたくさんありそう! まずは「大人も童心に帰って楽しめそうな工場」ランキングをご紹介します!
大人も童心に帰って楽しめそうな工場見学ランキング
5位:ロッテ おかしの学校 浦和工場【埼玉県】
配布される「おかしの教科書」に書かれたクイズに挑戦しながらまわる工場見学を実施。見学コースはガーナチョコレートかパイの実。どちらのコースかは当日のお楽しみ。ロッテのおかしヒストリーやおかし大百科などワクワクするデジタルコンテンツもたくさんあり、おかしの疑問について楽しく学ぶことができます。
4位:「カルピス®」みらいのミュージアム【群馬県】
「カルピス®」の歴史や想いが伝わる展示物や製造工程が見学できる施設。「カルピス®」の生みの親である三島海雲のエピソードがアニメで紹介されます。また、「発酵のへや」という、映像と香りで、まるで発酵タンクに入ったような他にはない新感覚の体験をすることもできます。
3位:カップヌードルミュージアム【神奈川県・大阪府】
インスタントラーメンに関するさまざまな展示や体験工房などを通して、発明・発見の大切さを学べる体験型ミュージアム。チキンラーメンの手作り体験や、世界でひとつだけのマイカップヌードルを作ることができる工房など、子どもだけでなく大人まで楽しめること間違いなし。ちなみに施設は横浜と大阪府池田市に2拠点あります。
2位:リカちゃんキャッスル【福島県】
実際にリカちゃんのドレスを着たり、再現されたリカちゃんのおへやを体験したりと、まさに自分がリカちゃんになりきって遊べるお城。ロビーでは等身大のリカちゃんが出迎え、リカちゃんタウンの紹介、人形ファクトリーの見学ができます。歴代のリカちゃん展示も行われているため、子供の頃に遊んだリカちゃんも見つかるかも!また、好きな髪色や髪型、コーディネートをして自分だけのリカちゃんの購入も可能。お家に帰ってからも思い出ができます。
1位:お菓子のテーマパーク グリコピア・イースト【埼玉県】
楽しみながらお菓子の世界を見る・知る・学べる“ユニークな工場見学施設”グリコピア・イースト。おなじみのポッキーやプリッツの製造工程を見学できます。参加者の選択によって内容が変わるクイズチャレンジツアーや過去のおまけの展示など、何度も行きたくなる要素が満載。他にも千葉、大阪、兵庫に工場があり、各工場で少しずつ違う見学内容が楽しめます。
子どもの学びになりそうな工場見学ランキング
童心に帰って楽しめそうランキングと意外とTOP5はあまり重ならない結果に。唯一重複した「カップヌードルミュージアム」以外のTOP5の詳細を見ていきましょう!
5位:ANA Blue Hangar Tour【東京都】
2022年4月に新設された「感動!e.TEAM ANA」をテーマとする体験型見学施設。実際の部品や工具に触れられるコーナーや整備作業を模した体験ゾーンなど、飛行機を身近に感じることができます。また、格納庫見学では実際に飛行機を整備している現場を間近でみれちゃいます。
3位:元祖食品サンプル屋 食品サンプル製作体験【東京都】
食品サンプル作りが体験できる創業90年の食品サンプル専門店。ろうを使った昔ながらの製法で、天ぷら2品とレタス1個の製作に挑戦できます。体験メニューは季節や店舗によっても違うので要チェック。夏の自由工作にもピッタリです。
2位:JAL工場見学~SKY MUSEUM~【東京都】
JALで働くスタッフのお仕事紹介や資料展示などから空の仕事とJALの歴史に触れることができる施設。コックピットの雰囲気が味わえるシミュレーターによる体験や、実際の飛行機と同じ客室座席に座ることができます。また、リモート工場見学も開催されているので、遠方からも楽しめます。
1位:造幣局さいたま支局【埼玉県】
全国に3カ所しかない貨幣の製造工場の一つ。貨幣や勲章の製造工程をガラス越しに見学することができます。併設の博物館では、最先端の偽造防止技術など、日ごろ使っているお金に関して楽しく学べます。その他には、日本で開催された過去のオリンピック大会の入賞メダルや記念貨幣なども展示。見学はさいたま支局だけでなく、大阪本局と広島支局でも実施されています。
この夏どうする?オンラインでも参加〇
さまさまな工場見学ができる施設を紹介しましたが、気になる場所はありましたか?「行きたいけど、まだ外出するのには不安が……」そんな方も安心してください。今回のランキングの施設でもオンラインでの工場見学を実施しているところはたくさんあります。むしろ、オンラインだからこそ見たり、聞いたりできることもあるかも!実際に行くだけではなく、それぞれに合った楽しみ方で、ぜひ工場見学をしてみてはいかが?(岡美咲)