音で聞けば誰もが知っているモノの名前でも、漢字で書かれると読めないことって結構ありますよね。たとえばカレーと相性のいい「薤」、いつも食べている「粳米」、かんざしや櫛で見かける「鼈甲」など。
そんな「知っているのに読めない」モノの名前シリーズから、本日のクイズはこちら!
「瑪瑙」。
こちらの漢字、1文字ずつでもあまり見かけないし、画数が多くて難しい印象を受けますよね。でも読み方を聞けばあなたもきっと知っている、とあるモノの名前です。いったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
読み方を推理するために、いくつかヒントを見てみましょう。
・ヒント1 宝石
「瑪瑙」は、宝石としておなじみの石の一種です。乳白色、グレー、赤褐色などいろいろな色があり、原石には色や透明度の異なる層が重なった縞模様が見られます。
・ヒント2 カタカナで3文字
「瑪瑙」の読み方をカタカナで書くと、「○○○」の3文字です。
・ヒント3 英語名は?
宝石の名前は、日本語より英語のほうが耳になじんでいるかもしれません。「瑪瑙」の英語名は、「アゲート・アゲット(Agate)」です。
さあ、どんな宝石なのかなんとなく想像できましたか? ではこの辺りで正解を見てみましょう。
■正解は……こちら!
「瑪瑙」の読み方、正解は「めのう」でした!
「瑪瑙」とは、石英(ガラスのようなツヤのある鉱物)の結晶の集合体のこと。上でも書いたように、色や透明度の違う層がいくつも重なって縞模様になっているのが瑪瑙の原石の特徴です(パワーストーンなどに加工された後も縞模様が残っていることが多いですよね)。
宝石や装飾品としてよく使われるほか、硬さを活かして乳鉢に使われることもあります。
身近なモノがちょっと新鮮に見えてくるCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。明日もお楽しみに!
(豊島オリカ)