「腓返り」なんて読む?運動部にはおなじみ、できれば避けたいアレのこと

ずっと何気なく使ってきた日本語が、漢字表記になったとたんに読めなくなってしまう。そんな経験はありませんか? たとえば、ぼんやりさせるという意味の「暈す」、そそのかすという意味の「嗾ける」、きれぎれになるさまを表す「寸寸」など。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちらです!

「腓返り」。
こちらも、私たちが何気なく使っている日本語のひとつです。いったいなんと読むのでしょうか? ちなみに「ひがえり」じゃありませんよ♪

■ここでヒント!

読み方を推理するために、いくつかヒントを見てみましょう。

・ヒント1 スポーツ選手にとっておなじみ

この日本語は、ある身体の状態を指しています。部活などでスポーツを経験している人にとっては、わりとなじみのある言葉かもしれません。

・ヒント2 ひらがなで6文字

「腓返り」をひらがなで書くと、「○○○○○り」の6文字です。

・ヒント3 言葉の意味は?

小学館デジタル大辞泉の内容を要約すると、「腓返り」とは「ふくはぎの筋肉が痙攣を起こし、ひきつること」という意味です。

さあ、もうお分かりでしょうか? それではこの辺で正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「腓返り」の読み方、正解は「こむらがえり」でした。(「こぶらがえり」と読むこともあります。)
腓(こむら)とは、ふくらはぎのこと。とくに足を使うスポーツでは、筋肉疲労や水分不足で痙攣してしまうことも多いですよね。また、スポーツとは関係なく夜寝ているときに腓返りが起きることもあります。水分やミネラルが不足していると起きやすいと言われているので、食生活や寝る直前の水分補給に気をつけていきましょう。

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(豊島オリカ)

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