4月14日（木）にスタートする木曜ドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系・毎週木曜21時 ※初回は15分拡大）の記者会見が開催され、主演の木村拓哉さんを筆頭に、満島ひかりさん、安田顕さん、髙橋海人さん（King & Prince）、山田杏奈さんが集結しました！
福田靖さんが脚本を担当する本作は、木村さん演じる“生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾”が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメントドラマ。
初回放送を2日後に控えた4月12日（火）、本作の記者会見が都内スタジオで開催。ドラマの舞台となる松葉台高校ボクシング部の部室セット内に設けられたリングの上に、主人公・桐沢を演じる木村さん、ヒロイン・折原葵役の満島さん、桐沢の親友・甲斐誠一郎役の安田さん、ボクシング部の部長・伊庭海斗役の髙橋さん、唯一の女子部員・水野あかり役の山田さんが登壇。登場時には、木村さんが自らロープフォロー役を買って出て、共演者たちのリングインをサポート！ 固い絆で結ばれた一同が、ドラマの見どころや撮影秘話を熱く語りました。
劇中では《失意の男》を演じている木村さんですが、会見では一転、力強い光を両眼にたたえながら「スタッフ・キャストが同じ方向を向いて、時に真剣に、時に和やかに、撮影を進めさせていただいてます」と話し、日々の手応えをにじませました。
お互いの信頼も厚く、満島さんが「“ファイト”なイメージが強いと思っていたんですけど、実際にお話すると意外と癒やし系」と、12年ぶりの共演となる木村から感じる安心感について語ると、木村さんも「満島さんはとにかくまっすぐな方。まっすぐな方がまっすぐな役をやって下さるので、適材適所というかすごく作業しやすい。それに、満島さんは基本あったかいです。表現もそうですが、他のキャラクターへの向き合い方も…」と絶賛！
この言葉に、満島さんは「うれしいです」と頬を緩ませ、「葵としてできるだけ弾めるように、木村さんにやっちゃいけないこととかをいっぱいやりたいなと思っています（笑）」と、撮影中の密かな企みも明かしました。
さらに、他のキャストからも座長・木村さんに対するリスペクトの言葉が続々。安田さんが「木村さんは全体を俯瞰で見れる力がものすごい」と一目置けば、髙橋さんも「木村さんって僕たちからすると、ドラゴンとかツチノコのような幻獣みたいに“本当に存在するのかな？”と思うくらい、憧れの存在。でも、いざ現場でお会いして、現場での立ち振る舞いや役に臨まれる姿勢を見ていくと、憧れから“なりたい存在”に変わっていった」と前のめりでコメント。また、山田さんからも「木村さんがパンチの練習に付き合ってくださる」との証言が飛び出し、木村さんを中心に最高の現場が作られていることが判明しました。
木村さんがボクシングに初挑戦することでも注目を集めている本作。会見では、「撮影前のボクシング練習期間がとても短い中、木村さんが毎回どんどん上達されるので、正直びっくりしました」というボクシング指導スタッフからの証言も紹介。「一体いつ練習しているんですか？」というスタッフからの問いに、木村さんが「実際は練習をそんなにできていないんです」と、実際の腕前からは信じられないような告白をし、キャスト陣や取材陣を驚かせる一幕もありました。
一方、同じくボクシング初挑戦で「ボクシングの魅力にどっぷりハマっている」という髙橋さんは、現場から誕生日プレゼントとして贈られたグローブを身につけ、ボクシング指導スタッフを相手に華麗なパンチを披露。
さらには、司会の島本真衣アナウンサーからのリクエストを受け、木村さんと髙橋さんのミット打ちも行われることに！しかも木村さんが、練習後に必ず全員が実施するメニュー《腹パンチ》も髙橋さんから受けるという、会場が沸きに沸くサプライズ・パフォーマンスも展開されました。
一戦交えた直後、「フルパワーでいかせていただいたんですけど、木村さんが全然痛がってくれなくて…。半年ボクシングに臨んでいた僕のプライドが傷つきます（笑）」と凹む髙橋さんでしたが、そのパンチはボクシング指導者も「リアルに人を倒せるパンチ」と太鼓判を押すレベル。涼しい顔で腹パンチを受け止めていた木村さんも「さっき食べたお弁当がちょっと上がってきました（笑）」と、髙橋さんのボクシング・センスを讃えていました。
会見では10カウント数える間に、さまざまなお題の回答を考えて披露していく「みらてんキャストがまるわかり！ 10カウントチャレンジ！」と題した企画で、キャスト陣の素顔に迫る一幕も。
「この中で、実は一番強そうな人は？」というテーマでは、木村さんも「メンタルの部分は一番強そうな気がします」と評した満島さんが3票を獲得。さらに、「この中で、癒し系の人は？」というテーマでは、髙橋さんが圧倒的大多数の4票を集めて独走する結果に。会見でもことあるごとに、山田さんが「実は天然…？ すごく面白い」とハマる言葉の選び方や、安田さんもほんわかする「思わず微笑んでしまうような独特な空気感」を炸裂させ、いつもはクールな木村さんをも何度も笑わせていました。
