知らないと恥ずかしい! 仕事で見かける「斟酌」、なんと読む?
聞いたことはあるはずなのに、漢字になると途端に読めなくなる。そんな漢字に出合ったとき、そのままスルーしてやり過ごしてはいませんか? しかし仕事で見かける言葉に「なんて読むのかわからない」となるのは恥ずかしいもの。例えば、「喫緊」「ご鞭撻」「斯様」など自信をもって読めますか。
そこで今回も「読めそうで意外と読めない日本語」クイズを出題。本日のお題はこちらです!
「斟酌」。
会社でよく耳にしたり、書面で目にすることもある言葉です。頑張れば読めそうな漢字が並んでいますが、わかりますか?
まずはヒントをチェック。小学館デジタル大辞泉で意味を調べると、次のように出てきました。
1.相手の事情や心情をくみとること。また、くみとって手加減すること。
2.あれこれ照らし合わせて取捨すること。
3.言動を控えめにすること。遠慮すること。
どの意味でも使うことは多いですよね! それぞれの意味に合わせた例文も紹介します。
1.「採点に斟酌を加える」「若年であることを斟酌して責任は問わない」
2.「市場の状況を斟酌して生産高を決める」
3.「斟酌のない批評」
どれも聞き覚えのある例文ですよね。そろそろわかってきたのではないでしょうか。ちなみに、ひらがなで書くと「○○○○○」の5文字です。
さて、そろそろおわかりですね? では正解を見てみましょう。
「しんしゃく」でした。状況によって3つの意味の使い分けをしなければいけない場面も多そうですね。漢字の読み方だけでなく、意味まできちんとチェックするようにしましょう◎。
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新中です。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね! (齋藤有紗)