二度とデートしたくない男。|彼氏なし歴4年の26歳・ルーシーの婚活日記vol.42

はろ~。今年中に結婚したら300万円、父親からもらえる婚活研究生ルーシーです! 詳しくは「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。

さあ今回は、とにもかくにもまず彼氏作ろう!ってことで、マッチングアプリを始めたルーシーのトンデモ珍道中をお届けしますよ。

マッチングアプリに潜む・・・

アプリ初心者・ルーシーは悟りました。そう、マッチングアプリには珍獣が隠れていて、不意に目の前に現れるのだということを。今回知り合ったのはアメリカの4年制大学を卒業したのち、2年ほどニューヨークでのフリーランス経験を経て、去年帰国しアート系の会社で働く男性(28歳)。お察しのとおり、プロフィールだけで言えば、ユニークで経験豊富そうな実にルーシー好みの人であります。

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しかし、実際会ってみるとかなりクセの強い珍獣「チル男くん」でした。二度とデートしたくないと感じたポイントを中心に綴ってみようと思います。

1.アメリカではね~

チル男:アメリカ長かったからさ~、俺だけなのかな。アメリカではね、datingっていう文化が根強くて、つきあう前に体からとか案外フツーなんだよね。でも帰国してからビックリした。日本の女の子ってソレあんまなくない?

ルーシー:そ、そうかな~

アメリカの文化を盾に、体から始まることを正当化しようとするチル男。こちらも日本の文化を背負って意見させてもらうと、太平洋を渡ったからと言って、日本もアメリカも基本的に恋愛は、そこまで変わらないはずです。「ワンナイトしちゃった♡」なんて話はよく聞きますし、魅力度の低さを文化のせいにしないで欲しい!

2. Netflix and chill

 

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チル男:あと、Netflix and Chill?って知ってる?(「ネットフリックス・アンド・チル」ではなく、あくまでも発音は「Netflix and Chill?」)。

ルーシー:知らないかなー

チル男:Hahahahaha~ah。アメリカの大学生がよく使う「今晩どう?」っていうslang(スラング)なんだけどさ~。ルーシーがすごく魅力的だから今度いっしょにNetflix and Chillしたいなって思って。

すべてを横に受け流しながら気まずい笑顔を浮かべるルーシー、とおかまいなしにオススメの映画について話し始めるチル男。挙句の果てには「あ、たぶん知らないと思うよ。イギリス映画で、アメリカとヨーロッパ圏でしか公開されなくてさ。日本では観られないやつだから」と、しっかりマウンティング。

3.5,000円だけもらっても大丈夫?

ルーシー:そろそろお会計でいいかな?

チル男:うん、行こ。あ、5,000円だけもらってもいい?

カクテル一杯平均3,000円近くするような、やけに背伸びしたオシャレなBarに連れてこられたので、警戒はしていたのですが5,000円きっちり払わされました。『ゴシップガール』でも『SEX AND THE CITY』でも、女性が財布を開くシーンは観たことないぜ…チル男くん。

4.手つないでもいい?

チル男:ちょっと俺酔ったな~。酔い覚ましに、近くの公園手つないで散歩しにいかない?

ルーシー:無理かな。手つなぎたくないタイプなんだよね。

こちらが醸し出す嫌悪ムードをまったく感じなかったのか、得意のアメリカでは普通なのか、むしろどっちだっていいのですが、チル男はなかなかパーソナルスペースがバグった人。二度とデートしたくなかったのでLINE交換はもちろんお断りして、家路に着きました(完)。

魔法の言葉、教えます。

とはいえ、チル男くんのおかげでアメリカの大学生の性事情について知ることができたし、出会いは一期一会。無駄なこと何ひとつありません。婚活を進めていくうえで、出会ったことないような珍獣に出くわすことは、これからもあるでしょう。そんなときに皆さんも使える便利な言葉を伝授します。

え、なんか逆にウケる。

ルーシーはこの合言葉を胸に、勇気をもって新たな出会いの扉を開けていくのです。ミッションリミットまであと322日! To be continued……

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【ルーシーPROFILE】今年のお正月、父親から「2022年12月31日までに入籍したら300万プレゼント」というミッションを与えられ、日々婚活に奮闘する26歳。フツー体型&顔面偏差値”中の下”♡ 父母兄全員が銀行員でありながら一人だけ突然変異。大学を中退後メディア系の会社を経てフリーランスのライターに。とにかく「書くこと」が好き!26歳の今だからこそ伝えたい、ライフイベントのアレコレを発信します。