癒やし系になりたいあなたへ!意識すべき4つのポイント

癒やし系になりたいあなたへ!意識すべきポイント4つ

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癒やし系と言うのは意外とパワーワードで、周囲からはムードメーカーだともてはやされ、恋人からは素敵なパートナーだとありがたがられる存在。そんな癒し系に憧れる人も少なくないでしょう。そこで今回は、「癒やし系になりたいあなたへ!意識すべきポイント4つ」をご紹介いたします。 

■上目遣い&目線を同じ位置に

癒やし系の表情の代表格は、何と言っても“上目遣い”。この表情は、「あなたの意見を聞きます」「あなたの考えを受け入れます」という一種の甘え心理を表していて、相手を信頼しているというしぐさのサインだと言えます。また、相手よりも身長が高いあなたの場合、少しかがんで相手の目線まで自分の目線を下げて、同じ位置にするのも◎。あなたと同じ目線で話しているという“同調効果”がもたらされ、何だか一緒にいると癒される…… と感じさせるように。

■心からの笑みをいつでも出せる

癒しは笑顔を密接な関係があります。エール大学のシュワルツ教授は、電気の刺激で顔の筋肉を動かして笑顔を作る実験を行った結果、多少無理矢理に作った笑顔でも楽しくなるということを発見しました。つまり、心からの笑いや作り笑いに関係なく、表情が明るくなれば、自然と楽しいという感覚が芽生えるということです。相手を癒す上で笑顔は非常に大切なのです。もしも難しいと感じる場合は、鏡を見ながら笑顔の練習をしてみましょう。笑顔のときの顔の筋肉の感覚を記憶させれば、いつでも瞬時に笑顔になれるはず。

■かわいいもの・美味しいものに素直に感動する

人はかわいいものをみたときに癒されますよね。癒やし系はそんな安心感を表現していることが多いと言えます。かわいいキャラを見つけたり、美味しいものを食べているときの顔は、子供のときの無邪気な表情であることが多く、自然体で“快の感情”を表現しているはず。そんな無防備な姿を見ていると、彼は父性・母性本能をくすぐられ、何とも言えないホッとした気分になるのです。人と一緒にいて、可愛いものやおいしいものと出会ったとき、素直にそれを言葉や態度で表現するだけでいいのです。そうすればあなたも今日から癒やし系に。

■癒やし系のレッテルを周囲に貼られている

癒やし系は、相手からいかに好印象を持ってもらうかという面も重要。自分をよくPRできるかも大きな要因です。心理学者のソロモン・アッシュは、ひとつの長所がその人の印象を決めるという“ハロー効果”を発見しました。たとえば、肩書が立派であったり魅力的な趣味を持っていたりするだけで、その人のすべてが素敵なものに感じられるのです。これは別名、“後光効果”とも呼ばれ、あたかもその人から発せられる光のようであることから名づけられたのでしょう。そのため、癒し系だと周囲に認識させたら、そのレッテルを貼られるまでやってみましょう。きっと周りが「○○さんは癒やし系」というフレーズを口にしてくれるようになり、初対面の相手や会社や学校にまでその認識が広がり名実ともに“癒やし系”になれるはず。

おわりに

現代社会はストレスにさらされることが多く、たくさんの人が“癒し”を求めていると言えます。もちろん一口に癒しと言っても、さまざまなものがありますが人間関係においては、素直で安心感を与える存在であるというのが実状でしょう。この人は何を考えているのだろうとあれこれ考えをめぐらしたり、不機嫌な表情で嫌われてないかなと心配したりするのは疲れるもの。癒やし系とは、対人間の疲弊を極限まで減らすことができる存在なのかもしれませんね。

(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。