予防線を張れてる? 相手に勘違いさせないための心理テクニック

 相手に勘違いさせないための心理テクニック

あなたは好きでもない相手から、一方的に好意を持たれたことはありますか。相手の事を思うとバッサリと切り捨てることもできず、ストーカー化させてしまった……となると厄介ですよね。でも、それって思わせぶりな態度にも問題があるのかも!? そこで今回は、「相手に勘違いさせないための心理テクニック」をご紹介いたします。

■「あなただけ」といった限定感や特別感を与えない

基本的に好きでもない相手から好意を持たれる人は、八方美人で「誰にでもいい顔」をしようとするところがあります。好きでなくても嫌われないように愛想を振りまいて、誘われたら付き合い良く乗るため、勘違いされてしまうのです。そのため、勘違いを避けるには、皆に同じ振る舞いを心がけるようにして、“限定感”や“特別感”を与えないことが大切。特に相手に何かを渡す機会においては、高価なものやかわいらしいラッピングは極力避けるようにして下さい。

■アクションは“大義名分”とワンセットで

たとえ気にしてなくても誰かからプレゼント、特にモノを貰うとあれこれ考えて妄想することってありますよね。「これってどんな意味で自分にくれたんだろう」と、思いを巡らせている内に好きになってしまうことも少なくありません。そこで、好きでない相手に何かアクションを起こす場合は、必ず“大義名分”とワンセットで起こしましょう。例えば「皆さんにはいつもお世話になっているので」など、義理があるというバリケードを張っておくと良いでしょう。 

■あらゆるシーンで“みんなと一緒に”を心がける

もしもあなたが好きでもない人から好意を持たれたくないなら、相手と接触する際は“1対1”を避けましょう。誘われても“みんなと一緒に”と言うようにしてください。また、何かお土産や贈り物などを渡す場合は、オフィスや学校など“周囲の目”があるところで渡しましょう。可能なら、友だち同士でお金を出し合ってメンバー内の全員に配るという方法を取ってみましょう。責任所在を分散させることで、勘違いされることはなくなるでしょう。

■無防備な姿を見せない

ついやってしまいがちな異性が勘違いをしてしまいやすい行動と言えば、それは“間接キス”です。ちょっと味見程度に、同席している相手のドリンクや食べ物を一口もらったり、飲み会の席などで相手のお酒を味見するのは、日常の中でよくやりがちですよね。でも、それは好きな相手以外には絶対にNG。やられた方はあなたのことを好きになってしまうからです。相手のテリトリーに入り込むアクションなので、この人は自分のことが嫌いでない=好きなのかもと誤解を与えてしまいます。無防備な姿はなるべく見せないことが大切です。

おわりに

恋のほとんどは“誤解”からはじまることがほとんど。バレンタインデーやホワイトデーなどは、相手に直接チョコレートやプレゼントを渡すシーンであるため、勘違いが生まれやすいイベントです。もしもあなたが本命以外に好意を持たれたくないなら、自分のアクションに気をつけて、明かに義理とわかるような形で渡すようにしましょう。のちのち面倒なことにならないはずです。

 

(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。