色選びで“Zoomミーティング”を3割増し楽しくしてくれる色彩心理テクニック
リモートワークがだんだんと浸透しつつある昨今、Zoomでミーティングをする機会も少しずつ増えつつありますよね。直接会うのに比べて、何だか味気ないと感じる人もいるかもしれません。でも、そんな状況でも変化をつけたいもの。そこで今回は、色彩心理の観点から「色選びで“Zoomミーティング”を3割増し楽しくしてくれる心理テクニック」をご紹介いたします。
■ジロジロ見られたくないならグレーのカーディガンを
Zoom ミーティングにおいて、何がイヤかってオフの服装をジロジロチェックされるのがイヤ! という人は意外と多いもの。確かに周囲の好奇の目にさらされるのはストレスですよね。そこでグレーのカーディガンを羽織ってみましょう。色彩心理において、「灰色」は他の色を引き立てたり、自分に注目されたくない時に使えるカラー。あまり意見を言いたくないときにも有効です。上手く周りの視線を逸らして他の人たちの影に隠れることができるはず。のびのびとミーティングを楽しめるでしょう。
■黄色いカジュアルコーデは心をオープンにしてくれる
Zoomでカジュアルな装いをすることに抵抗はないけど、どうしても非対面だと要領がつかめなくて困る…… なんて人も少なくありませんよね。せっかくの会議なのに、モジモジしていて意見を交わせないのは勿体ありません。そこで「黄色」の力を借りてみましょう。このカラーは子供心を思い出させてくれて、人見知りをなくす効果があるとされます。そして、楽しい気分にしてくれるので、ミーティングを心ゆくまで楽しむことができるでしょう。
■白いシャツを着るといろいろハードルが上がる!
白いシャツというと、爽やかで清潔な印象がありますが、意外とZoomでは難しいカラーだと言えます。というのも、白は膨張色であるため、スタイルが太って見えるというデメリットがあるからです。また、全てを明らかにするカラーでもあるので、周囲の注目を集めるという効果も。もしもあなたが、自分のスタイルに自信があって周りに見せつけたい、もしくはここ一番の勝負! というのでなければ、いろいろハードルが上がるので避けたほうが無難かも!?
■黒いモード系コーデは上司から敬遠される可能性が!?
黒いモード系コーデはスタイルもよく見えるし、どんなデザインでもバッチリ決まる勝負服という印象があるかもしれません。しかし、実は黒はZoomで目上の人とミーティングするときは避けたほうが無難だと言えます。「黒色」は威厳やプライド、自己防衛を意味するカラーなので、目下の人が身に付けることで、相手を萎縮させたりプライドを傷つけてしまうこともあるのです。そのため、扱いにくいと上司に思われてしまうケースも……。自分がリーダーの立場なら良いんですけどね。
おわりに
Zoomでのリモートワークは、とても便利な反面ノンバーバルコミュニケーション(言葉以外の意思疎通)がやや伝わりにくいという面もあります。欧米人のようにボディランゲージが大きければさほど問題ではないのかもしれませんが、Zoomを介してコミュニケーションをする際にはややオーバーなリアクションのほうが、相手に伝わりやすくなると言えます。そのコミュニケーションのひとつにファッションもあると考えると、ミーティングが楽しくなるかもしれませんね。
(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。