手持ちの服にも使われてる？「キュプラ」って何？【意外と知らないファッション用語】

最近よく聞く「キュプラ」って何？

キュプラとは、コートやスーツの裏地や春夏服によく使われる生地のことをいいます。デジタル大辞泉で調べてみると…

どうアンモニア‐レーヨン【銅アンモニアレーヨン】
綿リンターあるいはパルプをアンモニア硫酸銅溶液、次いで水酸化ナトリウムで処理して溶かし、この溶液を紡糸口から流水中に押し出して繊維にした再生セルロース。絹に似た光沢があり、主に衣料用。キュプラ。

コットンリンターを酸化銅アンモニア溶液に溶かし、ギャーポンプで凝固液の中に押し出す製法（銅アンモニア法）によって作られることから、「銅」を意味する「キュプラ」と名付けられました。

サテンにも似たドレープ感と光沢感のある柔らかく滑らかな生地で、吸湿性や放湿性に優れ静電気が起きにくい反面、水や摩擦に弱いという特徴があります。

繊維が短く綿糸には使用することができなかったコットンリンターを精製・溶解して作った再生繊維のため、エコの面からも注目が集まっています。

元気なオレンジに、あえて反対色の淡いブルーを差した大人な遊びゴコロたっぷりのスタイリング。凹凸感のある生地とビッグチェックが特徴のワンピースは、ゆったりとしたシルエットでストレフリーに着られるのも嬉しい♡ 通気性の良いキュプラ混素材だから、暑い一日にも◎。ふんわりとしたパフ袖と、固めの袖口や襟でメリハリをつけてかわいいだけじゃない着こなしに。ボリューミィなワンピには、まとめヘアでこなれ感をプラスして。