世の中にはたくさんの言葉があります。中には、よく使う表現なのに漢字表記を知らない日本語もありますよね。たとえば平穏無事なことを表す「恙無い」、褒め言葉としても有名な「芍薬」、お酒の席でよく聞く「酣」など。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら！
「彷徨く」。難しそうに見えますが、じつは読み方を聞けば誰もが知っている言葉なんです。いったいなんと読むのでしょうか？
◆ヒント1 「さまよ…」ではない
同じ漢字でも、送り仮名が変わると読み方も変わります。この漢字も送り仮名が「う」で「彷徨う」と書くときは「さまよう」と読みますが…、「彷徨く」と書くときは、「さまよく」ではなく全く別の読み方に変身します。
◆ヒント2 でも意味は似ている
読み方は異なりますが、意味は「さまよう」と似ています。小学館デジタル大辞泉によると、「彷徨く」の意味は「目的もなくあちこち歩き回る。その辺りを行ったり来たりする。うろうろする。」というものです。
◆ヒント3 ひらがなで書くと「う○○く」
さらに大ヒント！ 「彷徨く」をひらがなで書くと、「う○○く」の4文字です。
なんとなく想像できた方もいるのではないでしょうか？ ではさっそく正解を見てみましょう。
■正解は、こちら！
「彷徨く」の読み方は、「うろつく」でした。ひらがなで見ることが多い言葉ですが、漢字で書くと少しイメージが違って見えますね。
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（豊島オリカ）
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