七海ひろきさん流、自分の幅の広げるコツはズバリ「好奇心」【CanCam連載プレイバック】

宝塚歌劇団在籍時から、胸キュン必至な〝エモいときめき〟を生み出し続けている唯一無二のアーティスト・七海ひろきさんの連載をCanCam本誌にて掲載中!七海さん自身が考える「エモーショナルな瞬間」に迫るインタビューが見どころの連載♡ 大好評につき、2020年の連載をプレイバックします! おうち時間に、是非心ときめいてください!

自分の「好奇心」を発展させてまた新たなゴールを目指したい

「〝エモい〟をテーマにした連載の第2回。前回は〝出会いのエモさ〟を語りましたが、今月はその派生版…かな? 宝塚歌劇団を退団してからのお仕事は、舞台も音楽もアニメもラジオも雑誌も、何もかもが未知の連続。そこで出会う方々は、同じ『芸能』の世界にいても、視点や感覚が違っていて刺激的で。もっと新しいことを知りたい・聞きたいと思う『好奇心』が、自分の引き出しや挑戦の幅を広げてくれています。そんな気持ちが〝エモい〟と思うから、せっかく『CanCam』で連載ができるなら専属モデルの方に会ってみたい…! そうお願いしたところ、こうして石川 恋ちゃんとの撮影が実現しました。快く受け入れてくださって、本当にうれしい! スタイル維持の秘訣は? おすすめの美容法は? 流行の取り入れ方は? モデルになろうと思った理由は? と知りたいことがたくさん。女優としても活躍されているので、演技についても聞きたくて、質問をびっしり書いたメモを現場に持ち込みました(笑)。印象的だったのは、モデル・女優としてのストイックなまでの意識の高さと、常に夢を持ち続ける前向きさ。行動も考えも見習いたいことの連続で、尊敬するばかり。そして、一緒に撮影ができたことも学びが多かった! 撮影のイメージ、カメラマンさんの指示に合わせて、素早く繊細に表情・ポーズ・雰囲気を変えていく姿は、さすがのひと言。間近で感じることができた『モデルの見せ方』を今後の撮影に取り入れて、写真でも新しい私を表現できたら…と思います」

 

「いつまでも変わることなく、皆さんにときめきを与えられる存在でいられるように、知らないこと・新しいことを吸収して進化し続けたい。そのために必要なのが『好奇心』。この現場で吸収したことが、この先の新たな実りとなるように。そして、そんな新しい私をファンの皆さんが楽しんでくれたなら、それが何より〝エモい〟ですね!」

七海さんから恋ちゃんへ聞きたかったことをまるっとお届け!

撮影現場では、石川 恋に聞きたいことを準備してきたという七海さん。CanCamモデルということで、まずは美容についてトーク。

七海:毎晩の美容のルーティンってありますか? 勉強したい!
恋:最近は…オイルを塗って、化粧水を塗って、乾燥が気になるときはパックをして、それから美容液、クリーム…普通ですよ?(笑) むしろ厚塗りの舞台メイクをされてきているはずなのに、こんなに肌がきれいな七海さんの美容情報のほうが気になるのですが…!
七海:舞台メイクはちゃんと落とさないと後々泣きを見るので、オフは念入りに。でも、宝塚時代はそれ以外あまり何も…(苦笑)。舞台上で汗をかいて代謝がよかったから、それでカバーできていたのかな。でも今はそうもいかないので、いろいろ勉強中です。
恋:だけどメイクオフはやっぱり大事なんですね。私もちゃんとしなくちゃ…。あ! それから、最近は漢方にハマっています。
七海:漢方、いいよね! 私も好きなんです。なんだかうれしいな。私は、漢方屋さんでそのときどきの症状を伝えて、それに合うものを処方してもらっています。これは結構長く続けているなぁ。
恋:私は、「五苓散(ゴレイサン)」が一番のオススメです。むくみが気になるときは、まずこれを飲むようにしています。
七海:…メモメモ。むくみやすいから、耳寄りな情報です!

また、お芝居する者同士ということもあり、演技の話も弾みました!

七海:舞台ではお芝居をしてきているけど、映画やドラマはまだ経験がなくて…。恋ちゃんは両方の経験があるけれど、映画やドラマのお仕事をする上で大切にしていることってありますか?
恋:「集中力と瞬発力」でしょうか。一日にたくさんのシーンを撮影するので、自分のミスで現場を止めるわけにはいかないんです。
七海:それが「集中力」! たくさんの演者さんやスタッフの方が動いている中で、決して撮り直しには甘えられないよね。
恋:それから、舞台の場合はお稽古期間の中で相手役の方がどんなことを考えていて何をしてくるか、ある程度把握できますよね。でも、ドラマや映画は現場ではじめて知ることが多くて…。
七海:演技の予習をしていっても、外れちゃうこともあるんですか?
恋:台本をいただいて、自分なりに何パターンか演技の予想をつけて練習していっても、監督さんや相手役の方とまったく違うことを考えていた! なんてこともあります(苦笑)。でも、その瞬間に気持ちを切り替えないといけない。だから「瞬発力」も大事だな、と。
七海:始まりから終わりまでが一気に続く舞台と違って、シーンごとに演技が途切れるのも不思議な感覚なんだろうな…興味深い!

最初は緊張していたものの、同じ北関東出身ということもありすぐに打ち解けて話がはずんだ二人。七海さんの大切にする、”好奇心”から生まれる化学反応には、これからも注目ですね!

気になる対談のつづきはこちら

そして、七海さんの『Emotional-time』が気になった方は是非、雑誌CanCamをチェックしてみてくださいね。

撮影/三宮幹史(TRIVAL) ヘア/原田武比古(Artsy Life) スタイリスト/角田かおる  構成/旧井菜月、山梨智子