コンサバって何?おすすめの着こなしを特集
「コンサバ」ってよく聞くけど、実際はどんな服装のこと? きれいめなコーデをイメージする「コンサバ」ですが、具体的にどういう服装を指すのか、実はよくわからない!という人もいますよね。そこで、最旬のトレンドをおさえたコンサバファッションを紹介します。
Contents
ファッション誌でよく聞く「コンサバティブ」とは?
「保守的」の意味を指す「コンサバティブ」は、1980年代のバブル期に広まった言葉で、ファッション性を主張しないベーシックなスタイルのこと。当時は、ワンピース×カーディガンなどお嬢様っぽいエレガントなスタイルが「コンサバ」とされていました。ただ最近では、「コンサバ」の意味は少し変化して、広く「きれいめファッション」のことを表すことが多いようです。
上品で清潔感のあるスタイルなので、きちんと感を出したいオフィスコーデにもぴったり! ただ、昔からおなじみのスタンダードなアイテムを使ったコーデが多いので、シルエットやカラーで「旬」を意識しないと古くさく見える可能性も。今なら、ニュアンスカラーやビッグシルエットを取り入れるだけで、令和的なコンサバスタイルに仕上がります。小物でカラーや柄を投入するのも、ひと味違ったコンサバスタイルを楽しむポイント。
今っぽいコンサバファッションのポイント
- 定義は「コンサバ」=きれいめファッション
- 旬のカラーやシルエットを取り入れて古く見せないアップデートを
- 無地コーデは柄小物やアクセサリーで華やかさを盛って
【コーデ集】コンサバティブなスカートファッション
【1】シャギートップス×黒スカートの大人スタイル
上半身で映えるシャギートップスにタイトスカートを合わせて、リッチな女子会ルックに。素材に特徴のあるアイテムを選ぶだけで、ワンツーコーデが華やかに仕上がります。
【2】黒トップス×フレアスカートでレディに
オフィスでの好印象を狙える、程よく華やかなモノトーンコーデ。チェック柄スカートは、ボリューミーなヘムラインがふんわりと広がってドラマティック。幅広のウエストベルトにトップスをINすることで、女性らしい美シルエットがメイクできます。
【3】ツヤッとしたスカートで通勤コーデを格上げ
きれいめな印象が強調できるカーデをキャミにプラス。シアー素材とラメのカーデなら、上品なベージュでもトレンド感アリ。ベロアタイトスカートと合わせた細身シルエットで、オトナきれいに着こなせます。
【4】清潔感のある白ジレで知的な印象をプラス
上品なオールブラウンコーデに、ハンサムな麻混ホワイトジレを重ねると、やわらかさとクールさを兼ね備えたしなやかな印象に。大ぶりのゴールドピアスやバングルでリッチ感もプラス。
【5】ラメの存在感でグレートーンが華やかな印象に
存在感のあるラメ入りのプリーツスカートでグレーのワンツーコーデものっぺり感なく華やかな印象に。ニットベストをノースリーブトップスとして活躍させると秋トレンドが先取りできます。
【6】きちんと感が演出できるジレレイヤードがおすすめ
清涼感のあるミントジレにシルバーニットを仕込んだ、きれいなお姉さん的通勤スタイル。ボトムは白を合わせてベルトはラフな固結びにすると、まじめすぎず洒落たムードが手に入ります。
【7】イエローワントーンのやさしげな通勤ファッション
カジュアルな印象のティアードスカートも、同系色のシャツやエクリュの小物合わせでエレガントなワントーンコーデに。まろやかなイエローだからデザインスカートも大人っぽく着られます。
【8】シンプルだけど女っぽいニットスカートのセットアップ
やわらかいニットのセットアップで程よく力の抜けた女っぽスタイルに。今年らしいクロップド丈のノースリニットにシュッとしたスカートなら脚長効果もバツグン。白ジャケットでキリっと仕上げて大人キレイに着こなして。
【9】好感度高めなブルーグラデーションのスカートコーデ
夏空ブルーのスカート×ネイビートップスで品よくかわいい配色に。細かいタックスカートなら簡単にレディムードが演出できます。トップスはブラウスを選んで大人っぽく。
【10】花柄スカートを合わせる華やかなジャケットコーデ
黒ベースにイエローが映える花柄フレアは、ジャケットをはおったピリッと辛口な着こなしでこなれ見え。シンプルな白タンクにベージュの半袖ジャケットをさらっと羽織れば洗練ムードも漂います。
【11】ブラウン小物できれいめスカートを上品に
ベージュのアシメスカートに白カーディガンで大人キレイなオーラをプラス。定番の配色も肌見せや新鮮な小物使いで今っぽさも◎。薄手のスカートには、ニュアンスカラーのリブタイツがおすすめです。黒より重くなりすぎず、目を引くおしゃれな足元が完成。
【12】くすみブルーをブラウンのアイテムで引き立てる
トレンドのくすみブルーはベージュなど優しいカラーのトップスと合わせると柔和な印象に。羽織りにブラウンのジャケットを投入して大人っぽく引き締めたら足元はエクリュのパンプスで抜け感を。
【コーデ集】コンサバティブなパンツファッション
【1】ブラウン×ピンクで甘さ控えめのパンツコーデに
ピンクのワイドパンツにフィット感のあるモカ色のトップスをIN。トップスもくすんだトーンでまとめれば、甘さ控えめの洒落感コーデが完成します。羽織りは顔まわりがトーンアップする白シャツをチョイス。
【2】糖度高めなブラウスをシンプルデニムできれいめに
くすみピンク×ブラウンで糖度の高いアイテムも大人っぽく! ひと目ボレ必至なギャザーブラウスも、×ブラウンデニムなら甘さを抑えたシックカジュアルに着地。クリアなヒールサンダルもポイントです。
【3】白ブラウスで顔回りが明るく見えるパンツスタイル
デコルテ見せの甘いフリルブラウスには、モードなウエストデザインパンツや辛口バッグを合わせて、かっこいい色気を意識。首周りや手元はあえてアクセを控えめにして、すっきり着こなすのが大人っぽスタイリングのコツ。
【4】上品なボルドーでデニムコーデを大人っぽく
ブラウス×デニムの定番コーデをボルドーで大人顔に刷新。幅広いブラウンの中でも赤みがかったトーンは、今どき感とノーブルさを両立した注目色。ビッグボウタイブラウスで取り入れると、一歩先ゆくリュクスなムードが手に入ります。
【5】かっちりジャケットでショーパンコーデを大人かわいく
白シャツ×ショーパンにジャケットをばさっと羽織るラフさがおしゃれ! 小物はカチッとしたバッグを合わせてクラシカルな味付けを。
【6】透明感のあるブルーワントーンのパンツコーデ
キャミソール+カーゴパンツに旬のシアートップスをレイヤード。落ち着いたブルーグレーの配色は透け感で女っぽさを演出するのがおすすめです。靴はシルバーのヒールサンダルでバランスよく。
【7】ポコポコ素材のトップスでコンサバコーデを今っぽく
キリッとしたパンツコーデにポコポコ素材のトップスでほんのり甘さをチャージ。好感度の高いハンサムカジュアルは、黒のヒール靴でシャープさや女っぽさを足すのが正解!
【8】甘めトップスはオールブラックでキレよく
おめかし気分の盛り上がるギャザーブラウスを、きれいめにはけるハンサムカーゴで力まずレディに。ブラウスはハリのあるドライな質感と構築的なシルエットが甘すぎずモードで感度も高め。フェミニンブラウスとラフなカーゴパンツの今っぽコンビで、コンサバネイビーにミーハー感を。
【9】グレーワントーンをノースリやラメで華やかに
ほのかにきらめくラメニットで上品グレーにスパイスを投入。シックなグレーワントーンをラメで華やかに盛るとツヤっぽさもUPします。仕上げは羽織りのシャツやシルバーの華奢サンダルでマニッシュに。
【10】短丈ブラウス×スキニーパンツの新鮮バランス
短丈ブラウス×ほっそりスキニーパンツの新鮮バランスが、スタイル美人を約束♡ 立体感のある花柄刺しゅうがオトナきれいなブラウスは、肩を落としてちょっと攻め♡なアレンジも楽しめます。一見難しいワンツーコーデも旬のシルエットで洒落感UP。
【11】シンプルコーデはきれいめ小物で品をプラス
デコルテ見せ&甘く着ないギンガムチェックでいい女オーラ漂うオフィカジコーデに。小物は黒のミュールサンダルやサングラスで大人っぽく。
【12】カジュアルコーデをツイードジレで格上げ
きちんとシーンに頼れるモノトーンを、ドット柄でファッショナブルにアップデート。トップスを選ばないスリムシルエットは使い勝手も抜群。Tシャツにジレを羽織ったらきれいめムードも高まります。
【13】季節の変わり目はロングジレが活躍!
きれい色パンツを洗練させるクリーンな白のレイヤードジレ×シアートップスは、白で統一してまとまりを意識するのがポイント。イエローパンツの華やかさも際立ち印象的に着こなせます。
【14】クロップド丈アウターで定番コーデをアップデート
コンパクトなカーデは、ボタンを閉じてプルオーバー風に着てもおしゃれ。INにボウタイシャツをレイヤードするひと手間で、更新感をさらに高めて。黒のハイウエストボトムを合わせると、引き締め&脚長効果も狙えます。
【15】クロップド丈シャツでスタイルアップも確実
鮮度の高いクロップドシャツを、ハンサムパンツでキリリと引き締めて。デコルテの開いたタンクトップで女っぽさもひとさじ加えて、クールなコーデをさりげなくセクシーに。メガネやローファーなど知的な小物を加えると大人っぽく仕上がります。
【16】ブラウス×センタープレスパンツで上品な華やかさを
きちんと盛れるデコラシャツ×ベージュのセンタープレスパンツで上品な華やかさを。品よく見えて洗練されたオフィカジが叶う着こなしは好感度も抜群! 靴はやわらかなベージュローファーで脚長見え&トーンアップ。
【コーデ集】コンサバティブなワンピースファッション
【1】シンプルな黒ワンピースを×ジャケットで通勤仕様に
ホールガーメントの美人なワンピに×ジャケットできちんと感をプラス。肩掛けしたジャケットからのぞく素肌で抜け感を演出。華奢フレームの上品メガネでインテリ風に仕上げれば、お仕事スタイルの完成です。
【2】きちんと見えするストライプ柄はブラウンで女性らしく
レディなダークブラウンに、流れるようなラッフルフリル、色っぽいカシュクール…etc. どこを切り取っても絵になるストライプ柄シャツワンピ。足元はシアーブーツで〝ちょい重め〟にコーデを作ると、秋のはじまりのぴったりな着こなしに。
【3】黒ワンピース×レディな小物でクラシカルに
ラインがきれいな黒のニットワンピースは、レディな小物を合わせてクラシカルに着るのがおすすめ。シンプルなデザインでもレディモードな装いにまとめると夜のデートシーンでも目を引きます。
【4】夜遊び気分が盛り上がる肌見せワンピース
前から見るとウエストにカットアウトが、後ろ姿は背中がちらりとのぞくバックシャン。ちょい攻めな肌見せワンピはテンションが上がる夜デート向き。人とかぶらないモーヴカラーを選んだりラフな小物合わせで差をつけて。
【5】レザー小物でコンシャスワンピを品よく仕上げる
大胆な背中開きが程セクシーなIラインワンピは、優しげなエクリュカラーで大人の洒落感をアピール。バッグと靴はあえてのレザーで、カジュアル感より品のよさを意識すると、肌見せコーデが大人っぽく攻略できます。
【6】ジレを重ねてワンピースコーデを辛口に
バッククロスのキャミワンピースは、カーデやシャツよりも今っぽさが出せるハンサム顔のジレで辛口ムードに。くすみグリーン×グレーのニュアンス配色も、洒落見えのポイントです。
【7】ケープ風ジレを重ねてモードなアクセントを
色気が香る黒のサテンワンピにケープ風ジレでモードなアクセントを♡ ワン・ツーコーデでも素敵に映えるのは、構築的なジレのおかげ。シルエットが引き立つように、INするワンピはスリムなものをチョイスして。
【8】ベージュワンピースにジレを重ねて旬顔に
凛とした大人っぽさのあるエレガントなベージュワンピは、辛口なサファリ風ジレとも好相性。上からジレを重ねるだけで、キャミワンピが旬の着こなしに様変わり。足元は同系色のパイソン柄サンダルを合わせて大人っぽくこなれた印象に。
【9】ハイネックのきれいめワンピを黒小物で引き締める
ピタッとしすぎずふんわり広がる抜け感ワンピは、大人見えするハイネックデザインが推し。デートにもオケージョンにも使えるので1着持っていると何かと便利。爽やかな色合いのワンピには、キリっと締まる黒小物でシャープさをプラスして。
【10】きれいめ小物でセットアップを品よく投入
きれいめなワンピ×ジレはクラシカルにまとめて華やかさを演出。着るだけでスタイルアップできちゃうクロップド丈のジャケットも、今年らしさ満点です。かっちりとしたスクエアバッグやポインテッドトウパンプスできれいめに仕上げるとさらに洒落た雰囲気に。
【11】レースが華やかさを盛り上げるベージュワンピース
品のいいレースのあしらいで、ロイヤルなムードが漂うベージュドレス。二の腕もしっかりカバーしてくれるので、露出に抵抗がある人も安心♡ スッキリとしたIラインで細見え&スリットスカートで抜け感もバッチリです。
【12】レースワンピースをパールバッグで華やかに
ちょっぴりおめかしな日は、クラシカルなフォルムのワンピースで華やか&上品に。フリルやふんわり袖などの凝ったディティールで上半身を盛り上げると印象も明るくなります。パールバッグやTストラップのパンプスも今年っぽいアクセントに適任。
【13】かっちり感と女っぽさが絶妙なワンピスタイル
ベージュ×ブラウンのグラデコーデを、ゴールド小物でワンランク上の仕上がりに。クシュっと持てるやわらかクラッチとフラットサンダルで、気の抜けたラフさをトッピング。キレイめかっちりと女っぽさの絶妙バランスで旬なムードが漂います。
【14】白のトレンチワンピースに黒バッグでキレをプラス
フェミニンなワンピース×辛口ブラックの洗練された白黒コーデ。ワンピは1枚でキマるドラマティックなアイテムを選択し、足元はグルカサンダルでカジュアルダウン! 黒バッグを合わせればキレのあるホワイトコーデが完成します。
【15】まろやかワントーンは華奢サンダルで抜け感を
甘めワンピにジャケットを添えたきれいめスタイル。イエローワンピにベージュジャケット、ジュートバッグでまろやかにまとめたワントーンが上品。シフォンやリネンの軽やかな素材に合わせて足元はヌーディにきめると、コンサバすぎず抜け感が演出できます。
【16】メンズライクなジレを重ねてワンピースを新鮮に
水色のシャツワンピースにネイビーのジレを重ねたきれいめスタイル。メンズライクなスーツっぽジレで着こなしにひと手間を加えると、定番のシャツワンピースにトレンド感がONできます。
シーンを問わず着られるのが「コンサバ」の利点!
トレンドを取り入れつつも、上品さや清潔感をキープしたコンサバティブなファッションは、通勤からデートまでシーンレスに活躍! 誰からも好印象で安心感があるので、はじめましてのシーンににもおすすめです。明日のおしゃれに迷ったら、トレンドも好感度も狙えるコンサバファッションを取り入れてみて下さいね。