自分の気持ちを自分でアゲる!自己肯定感を上げる4つの方法
一見明るい人でも根っこでは悲しい記憶に苛まれ続けていたりと、本当の意味で自信を持っている人は意外と少ないもの。ただイキがっているのとは異なり、本当の強さを持っている人はそれを表には出さないでしょう。でも、一体どうすれば自分を信じられるのでしょう。きっとそこには自己肯定感が重要なポイントになってくるはずです。そこで今回は、「自己肯定感を上げる4つの方法」をご紹介いたします。
■理想を張り出すのに最適な場所は〇〇と〇〇!
自己肯定感を高めるためには、ポジティブな目標を掲げることがまず第一です。でも、目標を掲げるだけではダメです。それが頻繁に目に入るようにすることが大事なのです。そうして、潜在意識から自己肯定感を高めていくのが◎。それを張り出すのにおススメの場所はふたつ。ひとつ目はトイレ、ふたつ目はベッドの近くです。これらはどちらも自分が最もリラックスする空間ですよね。自然体のときに目に入る情報は、どうせダメだし…というネガティブなメンタルブロックを通過し、あなたの意識の中にしっかり入り込んでいくのです。あなたがこうなりたいという前向きな自分像を目立つ場所に掲げてみるといいでしょう。日を追うごとに自分を肯定できるように。
■ポジティブな予言を自分に言い聞かせる
人は意識を向けた方向に向かって進んでいくという心理傾向があります。これを心理学においては、予言の自己成就と言います。これは他人に対してだけでなく、自分に対しても効果的なのです。自分に対する期待を叶ったかのように言い聞かせることで、結果としてその予言が成就してしまうことが多いのです。そしてそれが叶えば、あなたの自己肯定感はグンと高まるはず。
予言を言い聞かせるときのコツは、「今自分は〇〇になりつつある」という表現を使うこと。そうすれば、ネガティブな批判をする考え方のクセも修正されていくはずです。
■ものすごく簡単な筋トレを続けてみる
自己肯定感と身体的な運動は、意外と結びついているとされています。これは、身体を動かすことでアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、前向きになることによるもの。
でも、運動はなかなか継続できないというのが難しいところですよね。そこで、トレーニングを続けることを目的にがんばってみましょう。大切なのは、1分でもいいから継続するということ。たとえば、一日3回腹筋をする、やエレベーターを使わずに階段を使う、でもOK。すごく簡単な筋トレを目標設定にしてみましょう。そうすれば、自分自身に長期間続けられたという自信を味あわせられるように。しかもだんだんと負荷をかけたくなるから不思議です。こうして、身体を動かすことで自己肯定感を高めるのもひとつの方法です。
■ちょっと頑張れば達成できる目標をクリアして
もしもあなたが自己肯定感を高めたいなら、目標の設定のしかたを変えてみましょう。心理学者のパボット博士によると、理想の自分と現実の自分のイメージが離れている人ほど自己肯定感が低く、幸福を感じられないことがわかりました。つまり、目標が高すぎて現実の自分との間にギャップがあるほど、ネガティブになってしまうのです。
そんなときは、目標設定自体を見直してみましょう。理想的な目標は、あなたが8割程度努力すれば達成可能なレベルのもの。達成していくうちに、自信がついていき自己肯定感が高まるでしょう。大きな目標の場合は、小さく細切れにしてクリアしていくのもいいでしょう。
自己肯定感の高さは、その人自身の能力や才能に大きく関わってくるところがあります。同じミッションに取り組むうえでも、自己肯定感が低い人は最初からどうせできるわけがないという思い込みにとらわれるため、本来なら出せるはずの成果を出すことができません。
一方で自己肯定感が高い人は、本来ならできないようなレベルのことでも自分を信じているため、やり遂げてしまうのです。このように同じ能力でも大きな差が生まれることも少なくないのです。あなたは…どちらになりたいですか?(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。