「頼りがいがない」と思われないように心がけるべき4つのこと

「頼りがいがない」と思われないように心がけるべき4つのこと

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どんな人でも周囲から頼りにされ、評価されれば嬉しいものですよね。でも、もっと頼って欲しいのになぜか自分は必要とされてないのでは? そう感じることってありますよね。その理由は一体どこにあるのでしょう。そこで今回は、人にあんまり頼られない…と気にしている人が心がけるべき4つのことをご紹介いたします。

■相手との会話中の腕組みをしない

あなたは会話中につい、腕組みをしてはいませんか? 実は腕組みは、心理学において警戒心や防御を表すサインととられることがありです。そのため、会話している相手に対して、不信感や警戒心を抱いていると思わせる結果になってしまうのです。

相手にそのように感じさせると「この人を頼ってはいけないんだ」「相談されたら面倒なんだろうな」と認識されてしまう結果に。そうすると、人に頼られなくなってしまいます。相手との会話中は腕組みをしないよう気をつけましょう。

 

■自分も周囲を頼るように心がける

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苦しいシーンにおいても弱音を吐かず、自分ひとりで何とか解決しようとする人がいますよね。確かにそれは精神的に自立していて素晴らしいことですが、頑なに人に助けを求めないと、頼りがたい印象を周りに与えてしまいます。実は、人は相手から頼られたり甘えられたりされるほうが、相手に好意を持ちやすく自分も頼るハードルが下がるのです。

これは頼ることで相手に存在意義を与えてあげられる、というのがそのメカニズム。もしもあなたが周囲から頼られたい場合は、迷惑を掛けてはいけないと思わずにあなた自身がまず周囲を頼るようにしましょう。

 

■自分の考えや意見を人に押し付けない

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周りから頼られない人の性格的特徴を見てみると、支配欲が強いという点が挙げられます。自分が絶対に正しいと思い込んでいて、自分の考えや意見を押し付ける人は、頼ってしまうとコントロールされるのではという恐れを相手に感じさせてしまうのです。

そのため、自分の考えや意見がすべて正しく、他者の意見には興味がないといった態度をとっていると敬遠されてしまいがちに。人は支配されたりコントロールされることで、自由が奪われるかもしれないと思ってしまいがちなのです。だからこそ、頼られたいなら自分の意見を他者に押し付けないように心がけましょう。

 

■背筋を伸ばして下半身を安定させる

腕組み以外にも相手に対する拒絶のサインが、心理学の世界においては存在します。それが下半身(腰から下の部位)をしきりに動かすというアクション。これは、その場から立ち去りたいというサインなのです。腰痛持ちでもないのに座る位置をコロコロ変えたり、何度も脚を組み替えたりブラブラさせたりするのはNG。特に、貧乏ゆすりはその最たるものと言えます。

無意識に腰から下を動かしていると、相手に苦手、退屈、嫌気などの心理を持たせる結果になってしまうのです。人から頼られたいなら、背筋を伸ばして相手のほうを向き下半身を安定させましょう。きっと、「ああ、私の話をちゃんと聞いている頼れる人なんだな」と思ってもらえるはずです。

 

人から頼りにされない人の多くは、自分でも無意識のうちに周囲に対して拒絶の意思表示をしていたり、サインを出していることが少なくありません。いやいや自分にはそんなつもりはない! と思っていたとしても、相手がそう受け止めてしまうような態度やしぐさをしていることが。そのため、人から頼られないと嘆くよりも、まず自分が人を受け入れる・頼るアクションや、しぐさを意識することが大切なのかもしれませんね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。