恋人との連絡頻度はどのくらいが理想ですか? 些細なことでも共有したいと思う女性も多いでしょうが、用事がないときの連絡は面倒と思う男性も多いなんて言いますよね。そこで今回は男性たちに、彼女との理想の連絡頻度を聞いてみました。彼からの連絡が減ってしまう理由も解説します!
彼氏が思う「彼女との理想の連絡頻度」は?
早速、彼女との理想の連絡頻度について、20~30代男性150人に聞いてみました。
Q.彼女との理想的な連絡頻度はどのくらいですか?
毎日…37人(24.7%)
2~3日に1回…30人(20.0%)
4~6日に1回…7人(4.7%)
1週間に1回…8人(5.3%)
必要があるときだけ…68人(45.3%)
最も多かったのは「必要があるときだけ」という意見で約半数。次いで「毎日」が約4人に1人となりました。用事がないのに毎日絶対にLINEしてほしいと要求すると、彼が負担に感じる可能性もあるかも。
理想の連絡頻度ごとの理由
続いて、上記の理由も聞いてみました。
1.毎日連絡したい派
- 「たくさん会話したい」(39歳・パート・アルバイト)
- 「好きな相手だから」(25歳・会社勤務)
- 「何気ない会話でも連絡をしたいから」(39歳・派遣社員・契約社員)
- 「好きな人なので毎日できるだけ限り多く連絡を取りたいかなと思う」(39歳・その他の職業)
好きな人とはなるべく多く話したい! こんな風に思う男性も結構多いよう。ただ、あなたの彼がそうかどうかは別問題なので気をつけて!
2.2~3日に1回派
- 「程良い距離感」(39歳・会社勤務)
- 「会えない時間が愛を育てるという言葉がある」(29歳・自営業)
- 「毎日はきつい」(36歳・会社勤務)
毎日はきついけれど、2~3日に1回だったら負担にならないという意見。たしかに、会えない時間も連絡ばかりしているとマンネリに陥りやすかったりするかも?
3.4~6日に1回派
- 「毎日はすることないしめんどくさくなる」(38歳・派遣社員・契約社員)
- 「面倒だから」(27歳・パート・アルバイト)
めんどくさがり屋の彼の場合、あまりに頻度が多いと億劫になってしまう可能性もあるようです。返信が遅かったり、内容が適当だったりしたら、LINEの頻度を下げたほうが良いでしょう。
4.1週間に1回派
- 「ひとりの時間も大事」(28歳・会社勤務)
- 「会った時に話すため」(25歳・会社勤務)
- 「多すぎると自分の時間がとれない」(25歳・派遣社員・契約社員)
恋人がいてもひとりの時間を大切にしたいと考える人も多いです。相手のプライベートな時間を奪ってしまわないように気をつけたいですね。
5.必要があるときだけ派
- 「多すぎるとストレス」(34歳・会社勤務)
- 「干渉しすぎるとトラブルの元になるから」(20歳・学生)
- 「話す必要がないから」(22歳・自営業)
- 「無理に誘わず、相手のことを考えて連絡したい時にする感じで良い」(23歳・会社勤務)
そして最も多かった「必要があるときだけ」派の意見がこちら。あまりに頻繁に連絡すると会ったときに話すことがなくなってしまうと考える人が多いようです。どんな頻度にせよ、無理して連絡しようとすると相手のストレスになりかねません。彼の反応を見て調整したいですね。
彼氏からの連絡頻度が減る理由
彼氏からの連絡頻度が急に減ると心配になりますよね。続いて、男性たちに「彼女への連絡が減るとしたらどんなときか」聞いてみました。
1.忙しい
- 「仕事が忙しい」(回答多数)
- 「他にやることがあるとき」(26歳・無職)
単純に仕事などで忙しいときやその他の用事で連絡ができないということがあるよう。忙しそうにしていたら、負担をかけないようにそっと見守るのも愛です♡
2.疲れている
- 「疲れているとき」(回答多数)
- 「疲れているとき、気持ちが入らないとき」(25歳・自営業)
疲れが溜まっているときは、たとえ彼女であっても連絡するのが億劫になるようです。しばらくひとりの時間をもってもらって回復したらまたたくさん会話できると良いですね。
3.興味が薄れた
- 「興味が薄れたら」(25歳・会社勤務)
- 「彼女に対する興味がなくなる」(29歳・会社勤務)
これは女性たちがいちばん恐れている理由ではないでしょうか。付き合い始めなどは彼女に対して聞きたいこともたくさんありますが、段々と話題がなくなってきて、最終的には彼女に対する興味まで失う…。こうならないためにもあまりに頻繁な連絡は避けたほうが良いのかも。
4.ケンカしたとき
- 「ケンカしたとき。彼女の発言にイラっとしたとき」(27歳・会社勤務)
ケンカをしたときや彼女の言葉にイラッとしたときにも連絡したくなくなるようです。わかりやすいケンカではなくても連絡頻度が減ることがあるので要注意です。
5.信頼関係ができたとき
- 「ある程度、信頼関係が深まってきたら」(34歳・パート・アルバイト)
- 「相手を信頼しているとき」(28歳・学生)
ネガティブな理由ではなく、ある程度信頼関係ができたからこそ連絡を減らしても大丈夫と考える男性も。愛情表現などをしっかりしてくれている場合は、連絡頻度だけで気持ちが冷めたと考えなくても良いようです。
彼氏に連絡を無視させない方法
最後に、相手にLINEをスルーさせないテクニックをご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.話題のクライマックスを前半にもってくる
LINEにおいて相手が既読してくれたとしても、返信したい内容でなければそのままスルーされて終わってしまいます。そこで、言いたいことや重要なことは、必ず最初の数行に盛り込むようにしましょう。これを心理学では“クライマックス法”といいます。冒頭で文章に引き込むことを意識しなければ、相手はサラリと流し読みするだけで、返信意欲が湧かず後回しになってしまい、最悪忘れられてしまうことも。それを避けるためにも、結論は文頭に持ってきましょう。
2.興味のありそうな話題を提供する
相手に既読スルーさせないための簡単な方法、それは相手にとって“興味のある話題”を送ることだといえます。例えば、パーティー会場のような大勢の人が集まる騒がしい場所でも、自分の名前を呼ぶ声や、自分が興味のある言葉などは自然と聞き取ることができますよね。このような現象を、認知心理学では“カクテルパーティー効果”と呼んでいます。この効果は、脳の選択的注意という機能によって起こります。つまり、相手にとって興味のあるLINEなら、その内容に目を通して何らかの意見を返してくれる確率が高まるといえるのです。
3.ムダなスタンプの連投は逆効果
LINEにおいて“スタンプ”便利な機能ですよね。でも、このスタンプ、使い方によってはマイナスに作用してしまうこともあるのです。社会心理学では人の持つ先入観の根底には“ステレオタイプ”というものがあるとされます。ステレオタイプとは、相手に対して本人が抱く「この人はこういう人だ、というフレーム」を意味します。このことから、もしもあなたがスタンプばかりを送っていると、「この人はスタンプでやり取りをする人」という認識を持たれてしまいます。そうすると、相手にとってあなたのLINEの相対的価値が下がってしまい、自分も軽くスタンプで返すか、返信しなくてもいいという気持ちになってしまう恐れが。スタンプは便利ですが要所で使うことを心がけ、ムダに連投するのは避けましょう。
4 .長文(120文字以上)を避けて短くテンポ良い文章を
LINEがメールと異なるのは、自分と相手とのやりとりが“テンポ”として目に見える点。例えば、送信する→既読になる→相手からの返信→既読にする→返信するという一連の流れがテンポよく進みますよね。このように、ある一定のリズムで送り合うことができれば、自然と既読スルーはなくなるといえます。そのために大切なのは、短い文章(120文字以内。スクロールさせない文字数が理想)で相手の返信速度に合わせて送ること。心理学者ニーレンバーグも、会話のキャッチボールには“短い質問が重要”だと述べています。既読スルーさせないようにするには、相手の「面倒くさい」と感じるやり取りをいかに軽減していくかがキモなのです。
【まとめ】
男性が考える彼女との理想の連絡頻度などをご紹介しました。心地よく感じる連絡頻度は人それぞれ。彼がどうしたいかは、付き合ってから探っていくしかないかも。わからなくて不安になったら直接聞いてみるのもおすすめです!