体の中心にあり、全身の土台となる「骨盤」。骨盤が開き、股関節の位置がずれると、当然その下についている脚も歪むように、人間の体はできています。
つまり、O脚やX脚など“脚の形”は、骨盤の歪みからきているということ。そんな「すき間」脚に効く美脚メソッドを、『Domani』9月号からご紹介します。
骨盤の歪みを正しくするのに有効なのは、“骨盤と呼吸の調整をする3つのストレッチ”。骨盤は呼吸と連動して開いたり閉じたりするため、ストレッチを呼吸と組み合わせることで絶大な相乗効果をもたらします。では早速トライしていきましょう!
<骨盤を正すためのストレッチ>
■引き上げる【左右×3回】
内臓の位置を上げ、下半身のむくみを解消!
(1)脚を正面に抱える
あぐらをかき、右ひざを立て両手ですねを押さえて体のほうに引き寄せる。猫背にならず骨盤を立てて。
(2)息を吸いながら背中をそらす
息を吸ってお腹を膨らませ、骨盤を前傾させる。背骨をそらせてのび上がるようにし、あごも少し上向きに。
(3)息を吐きながら背中を丸める
息を吐いてお腹をへこませ、骨盤を後傾させる。背骨を丸めて、お腹の力でひざを体に引き寄せる。
■後方調整【左右×3回】
キュッと上がったヒップラインで脚長効果を出す!
(1)脚を開く
あぐらをかき、右ひざを立てて斜め45度程度に開いたら両手を前につく。左右の坐骨に均等に体重をかける。
(2)息を吸いながら背中をそらす
息を吸ってお腹をふくらませ、尾骨を後ろに跳ね上げて骨盤を前傾。立てたひざは倒れないよう、ひじでキープ。
(3)息を吐きながら背中を丸める
息を吐いてお腹をへこませ、背中を丸めて骨盤を後傾させる。このとき右ひざと右ひじで押し合うのがポイント。
(1)脚を閉じる
あぐらをかき、右脚を左脚の上にクロスさせる。左手で右ひざを手前に引き寄せ、右手は斜め後ろにつく。
(2)息を吸いながら背中をそらす
息を吸ってお腹をふくらませ、尾骨を後ろに跳ね上げるように背中をそらし、骨盤を前傾させる。
(3)息を吐きながら背中を丸める
息を吐いてお腹をへこませながら背中を丸めて骨盤を閉め、右ひざを引き寄せて後ろを振り返る。
骨盤が歪んでいるな、と感じている人は、この骨盤ストレッチを習慣化し、骨盤矯正グッズなどを上手に利用して骨盤を調整することで、歪みは徐々に改善されていくそう。骨盤の歪みがなくなると、自然に姿勢も良くなるはず。猫背気味で過ごす生活がクセになっている人にも、かなりいいストレッチになりそうです!(さとうのりこ)
モデル/CanCam新世代モデル・タチバナサエリ
(『Domani』2014年9月号)
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