世はまさに「黒髪」ブーム。ツヤのある黒髪が、世界中の羨望を集めています。
そんな黒髪も、「白髪」や「薄毛」問題には、かないません。茶髪では目立たなかったのに、黒髪の中に現れる「白髪」、黒髪との差で地肌の色が目立ってしまう「薄毛」……その他モロモロ多くの髪悩み。
切実に迫りくる髪の悩みから、美しい「黒髪」を守る解決法があれば、早いうちに手を打つべし!!
『Domani』2014年2月号「どうなの? 巷で噂の黒髪事情」によると、ここだけの話、美容業界で働く“黒髪美人”の艶やかな黒髪には“秘密”が隠されていたようです……。
【1】実はあまり“洗いすぎない”のが美髪の秘密!
「乾燥肌だからシャンプーは毎日使わず、お湯で頭皮を洗い流すだけ、という美容エディターさんがいるんです。その方は40代でも白髪がない。実は毎日洗わなきゃいけないというのは日本人特有の思い込み。頭皮にとっては確実に刺激なんです」と、美容エディター伊熊奈美さん。夏はどうしてもシャンプーでさっぱりさせたいけど、冬なら試せる、かも?
【2】乾かすときはトリートメント&短時間が常識
「乾かす前には必ず洗い流さないトリートメントを。直接、髪にドライヤーをあてることは絶対にありません!」とは、アヴェダPR有吉由妃さん。また「ドライヤーの時間を短縮するために、速乾タオルを使ったり、ドライヤーは風量の多い業務用を選んでいます」(伊熊奈美さん)という声も。必要以上の“熱”のダメージを髪に蓄積させないことが大切。
【3】「白髪は抜くと増える」は本当らしい
カラーリングやドライヤーなどのダメージで、白髪になる年齢が若年化しているという話も。「白髪は絶対に抜かないで、根元から切るようにしている」と、美容エディターの越後有希子さん。健康な髪なら、ひとつの毛穴から2~3本生えているので、無理に白髪を抜くことで、他の健康な髪にまで影響を及ぼす場合も!
【4】ブラッシングで艶髪をキープ
ホームケア用と携帯用を揃えて、いつでもどこでもブラッシングするという黒髪美人も。「きちんとブラッシングすると艶がまったく違うのを実感。頭皮マッサージにもなります」(美容エディター松本千登世さん)。朝の身支度のときだけでなく、シャンプー前にもブラッシングする習慣を。ブラシの面が広く、好みの堅さのブラシのものを選んで。
商品に頼らず、今すぐできる方法のみですが、いかがでしょう? これならできそう!と思ったのも束の間、「白髪がほぼない人に共通しているのは、野菜や果物をたっぷり摂る、ゴールデンタイム(22時~2時)になるべく寝る、運動量が多い」(松本千登世さん)という文字……。これが一番簡単なようで私には難しいかも。
余談ですが、医食同源の意識が高い中国では「ごま」を1日15gぐらい摂ると白髪が出にくくなり、抜け毛も予防できる、と言われているとか。そしてインドでは、頭は“ピッタ”のエネルギーが宿ると言われているため“温める行為がタブー”で、基本的に熱いお湯での洗髪をしない(もちろんドライヤーもなし)が一般的。生涯黒いロングを楽しむ人が多いのはそのため? お国も違えば、黒髪事情も異なるものですね。(さとうのりこ)
“美容意識調査”の結果はコチラ→ 40代女性の肌悩み1位は「たるみ」、朝の美容タイムは平均「24.5分」
(『Domani』2014年2月号)
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