「公魚」読める?冬の風物詩にもなっている、おなじみのあの魚
よく知っている身近なモノの名前でも、漢字で書かれると読めないことってありますよね。
たとえば、かわいい動物を指す「海豹」や「子守熊」。
おつまみに最適な「鯣」。
冬になるとよく聞く「皸」や「火燵」「湯湯婆」など。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」をご紹介する、CanCam.jpの日本語クイズ。本日チャレンジしていただくのはコチラの日本語です!
「公魚」。
じつはこれも、冬になると聞くことが増えるおなじみの日本語なのですが……さて、なんと読むのでしょうか?
ヒントとして、言葉の意味を調べてみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「公魚」とは次のような意味です。
キュウリウオ科の淡水魚。全長約15センチ。体は細長くてやや側扁し、脂びれがある。背面は淡青色、腹面は銀白色。本来は汽水性であるが陸封されやすく、湖沼に移殖され、冬の氷上の穴釣りの対象。食用。あまさぎ。
もう少し分かりやすい言葉で要約すると……
「公魚」は、魚の一種です。体は細長くて、背中側は青白く、お腹側は銀白色になっています。もともとは海に住んでいましたが、淡水でも生きられるため、人間によって湖や沼にたくさん移植されました。
冬になると凍った湖に穴を開けて釣る「穴釣り」でも有名です。これを聞いてピンときた人も多いのではないでしょうか?
では、正解を見てみましょう! 正解はコチラ。
「公魚」の読み方は「わかさぎ」でした!(「若鷺」「鰙」と書くこともあります)
フライや天ぷらなどで美味しく食べられる公魚♡ 一説によると、徳川家の将軍に毎年献上された魚であることから「公」の字が当てられるようになったとのことです。
CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中です。スキマ時間でチャレンジできる漢字クイズはまだまだたくさん♪ ぜひ他の問題も見てみてくださいね。
(豊島オリカ)