「鱧」読める?きっと聞いたことあるあの魚のこと!
さかなへんが付いている漢字で読むのが難しいものってたくさんありますよね。有名どころでは「鮪」や「鰹」。CanCam.jpで過去に出題してきたものでは「鯣」や「𩸽」などもあります。(あなたはいくつ読めますか?)
本日のなかなか読めない漢字クイズ、本日のお題はそんな「さかなへんの漢字」から出題です。
「鱧」。
さかなへんが付いているということから、魚の名称だと予想された方多くいらっしゃるのではないでしょうか。もちろんこの漢字は、魚の名前です!
デジタル大辞泉(小学館)によると、こう説明されています。
1. ウナギ目の海水魚。岩場や砂底にすみ、全長2メートル。体はウナギ型で、やや側扁し、吻(フン)がとがり、鋭い歯をもつ。背面は紫褐色、腹面は白色。本州中部以南に産し、夏に美味。
2. (東北地方などで)アナゴの別名。
1の「吻(フン)」とは、動物の口先あるいは頭部で、目より前方に突出した部分や、口またはその周辺から出て伸縮のできる管状の構造物を指しています。記載されている、「ウナギに似た形をしている」という点が、大きなヒントです。
それでは正解を見てみましょう。
正解は「はも」でした! 東北地方では、アナゴの別名として「はも」と呼ばれているのは意外でしたね。でも、実はそのくらいウナギやアナゴに似ているのが「はも」。(おそらくこの手の魚が苦手な方がいらっしゃると思うので写真は貼りませんが、気になる方は検索してみて!)
京都を中心に夏の食材というイメージがありますが、実は鱧は夏と秋の2回旬を迎える食材です。これを機に、旬の鱧を食べてみてはいかがでしょうか♪(大嶋美穂)
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