【パーカコーデ9選】こなれてる「きれいめカジュアル」のつくり方|ユニクロのサイズ比較も

レディースパーカコーデ

カジュアルだけでなく、今や「パーカ」はファッションのキーアイテムとしてなくてならない存在に。そこで今回は、こなれ感が高まる、女らしくてかわいい「パーカ」の着こなしを特集します。スカートを合わせるガーリーなコーデや、パンツを合わせるリラックスコーデなど、幅広く活躍するパーカスタイルは必見です!

パーカを今っぽく着こなすコツ

日本ではフード付きのスエットのことをパーカと呼ぶことも多いですが、パーカは本来フードつきの防寒・防風用アウターを指します。

パーカ×レアz-パンツコーデ

ラフに着られるパーカは、最近はきれいめなアウターをレイヤードしたり、同色系でまとめて着るのが旬♡ カジュアルすぎない着こなしが今っぽいので、上品なツイードのアイテムを合わせたり大人っぽいコートを重ねるとおしゃれなコーデが完成します。

人気スタイリストはパーカをこう着る!

なんとなく着ると部屋着っぽく見えがちなスエットパーカ。おしゃれなコーデが作れる選び方と着こなしのコツを、CanCam人気スタイリスト伊藤舞子さんに聞きました。

パーカ×スカートコーデ

程よくゆとりのあるビッグシルエットのスエットパーカを選び、花柄やフレアシルエットなど、ガーリーなスカートに合わせるのが伊藤さんのおすすめ。

バレエシューズを合わせてフレンチっぽくしたり、華奢アクセサリーを足したり、女っぽい要素をプラスするとパジャマ感がなくなります。ユニセックスサイズでもお尻が隠れないくらいの丈がスカートと相性がいいと思います。素材はしっかり厚手でやや重みがある素材を購入することが多いです(スタイリスト・伊藤舞子)

オーバーサイズのパーカがおすすめ

最近おしゃれ女子の間では、あえてビッグサイズのメンズパーカを選んで着こなす人も急増中。CanCamスタイリストのたなべさおりさんが、UNIQLOのメンズパーカをサイズ別に着比べた動画も人気!

オーバーサイズのメンズパーカが人気の理由は、レディースに比べて身幅や袖周りのつくりがゆったりとしているため、着るだけで今っぽいこなれ感が出せるから。

ただ、メンズパーカならなんでもいいという訳ではありません。身長159cmのたなべさんがUNIQLOのメンズパーカを実際に着比べた試着レビューはこちら!

Sサイズ

パーカコーデレディース

Sサイズでも、レディースと比べると袖丈にゆったり感が。ウエストのリブがしっかり効いているので、腰まわりはたゆんとしながらもしっかり止まります。小柄な女性なら、Sサイズでもいつものパーカと違った印象に仕上がりそう♡

Sサイズパーカのおすすめコーデ

パーカコーデレディース

メンズパーカの中でもコンパクトなSサイズなら、フェミニンカジュアルにまとめるのがオススメ。白のレースロングスカートと合わせて、ラフだけど女のコっぽいコーデに♡ 足元を同系色のショートブーツにすることでキレイめ度がアップ!

Mサイズ

パーカコーデレディース

Mサイズになると、さらにゆったり感がプラス。袖丈は手の甲が半分隠れるくらいに、着丈はお尻が半分隠れるくらいになります。肩にも落ち感が出てきてメンズパーカらしさもありつつ、キレイめ派さんも着やすいサイズ感。

Mサイズパーカのおすすめコーデ

パーカコーデレディース

ほどよくゆるさのあるMサイズには、襟元からチラッとブラウスをレイヤード。チェックパンツでトラッドに寄せると、きちんと感とカジュアルが絶妙にマッチします。スクエア型の赤バッグやコンバースなど小物を効かせて、フレンチガール気分に♪

Lサイズ

パーカコーデレディース

「彼のパーカを借りちゃった♡」的な雰囲気がグッと高まるLサイズ。指先がちょっと出る、いわゆる「萌え袖」丈だったり、お尻もすっぽりと隠れるサイズ感が、逆に女のコらしさを引き立てます。

Lサイズパーカのおすすめコーデ

パーカコーデレディース

ロングワンピースをレイヤードして、ゆるっと感と女のコらしさの両方を叶えるカジュアルコーデ。モノトーンにすることで甘さ控えめに、大人かわいい雰囲気も♡

XLサイズ

パーカコーデレディース

オーバーサイズ感を思いっきり楽しみたいなら、XLサイズ。小柄な人ならワンピースにもなりそうな着丈で、身幅もかなりゆったり! とにかくラフさを出したいゆるずるカジュアルに最適。

XLサイズパーカのおすすめコーデ

パーカコーデレディース

XLのダボッと感が最大限に活きるのが、メンズライクなカジュアルコーデ。タイトなスキニーデニムやダッドスニーカー&キャップを合わせてストリート感を。トレンドのピスタチオカラーを襟元と袖口からチラ見せすると、よりおしゃれ感やモード感が高まります♡

おしゃれなパーカコーデのポイント

フェミデザインにきゅん♡やんちゃかわいいほの甘スエットセット

  1. きれいめアイテムを取り入れて今っぽいパーカコーデに
  2. ワントーンやニュアンシーな配色で洒落感が高まる!
  3. 今っぽいシルエットの着こなしにはオーバーサイズがおすすめ

「パーカ」が主役のレディースコーデ

【1】王道ロゴニットをクロップド丈のパーカで旬顔に

ほんのりクールでスポーティなロゴ映えニットが豊富!エムエスジーエム ニットフーディ『カジュアルとモードのバランスが絶妙で、キレのいいアイテムがそろうMSGM。象徴的なブランドロゴを大胆にあしらったニットは、毎年大人気! 今年はフード付きでスポーティに。』

インパクトのあるロゴニットはクロップド丈のニットパーカで今っぽくアプデ。インパクトのあるブランドロゴも、キャメル×白のまろやかな色合わせなら大人っぽく着られます。インナーに繊細なレーストップスを合わせれば、カジュアルすぎないガーリーなかわいさに。

CanCam2024年11月号より 撮影/山根悠太郎(TRON) スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/イワタユイナ モデル/加藤史帆(本誌専属) 撮影協力/渡辺奈穂 構成/浜田麻衣

【2】白パーカをはさんでレイヤードに奥行きを演出

“MICA & DEAL”のオーバーサイズジャケット『レイヤードしやすく、カジュアルコーデにもハマるビッグジャケットは、オンオフ問わず使いやすい♪ 上品トラッド、ハンサムモード、メンズっぽカジュアル…幅広く着こなせるitカラーのグレーを選べば、この冬役立つこと間違いなし♡』

カジュアルなニットミニ×パーカを、ハンサムジャケットで引き締め。あえてジャケットを合わせたトラッドコーデは、爽やかな白パーカをレイヤードすることで黒やグレーのダークカラーに抜け感がつくれます。インナーはボーダーを挟んでアクセントを。

CanCam2023年12月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/大沼奏保 構成/安 彩楓

【3】グレーパーカにイエローアウターでほんのり甘さを

華やぎカラーコートは中を最旬グレーグラデでまとめて大人めに!『秋冬の街に鮮やかに映えるカラーコートは、甘くなりすぎないよう着こなすのが美人見えのポイント! トレンドかつシックなグレーグラデで、フレッシュさと〝イイオンナ感〟を両立♡』

まろやかなイエローコートの甘さを、パーカやグレーの持つカジュアルさで程よく辛めにシフト。アウターはミニスカートの裾が隠れるくらいの絶妙なミディアム丈が今年っぽさ満点です。ニットまでグレーでまとめたら、黒小物や白Tのコントラストでメリハリをつけて。

CanCam2023年12月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/たなべさおり 構成/岩附永子、川口里那

【4】上下白のパーカコーデにラベンダー小物で透明感を

クロップドトップス×ダボっとパンツ『大流行中のクロップド丈は、ジャージ、デニム、スエットなどメンズライクなダボっとパンツを合わせて即Kスタイルに。メリハリあるシルエットだからこそ、着やせ効果も高くてうれしい♡クロップドトップスは、少し尖ったデザインで気分をアゲて!』

オールホワイトのパーカコーデもクロップド丈を選ぶと新鮮な印象に。ちょっぴりの肌見せを意識すれば、ぼんやり感も回避できます。斜めに掛けたバッグなど、ラベンダーカラーの小物を差し色にして透明感も演出。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂、田畑桃花、大沼奏保構 構成/安 彩楓

【5】クロップド丈パーカとフレアボトムで韓国っぽく

ロゴトップス×ハンサムパンツ『韓国にロゴアイテム目当てで渡韓する人も多いとのウワサ!?流行最先端のitブランドのロゴトップスにこなれたハンサムなスラックスやデニムを合わせて、大人カジュアルを楽しんで♡』

ロゴパーカ×フレアパンツで韓国のガールクラッシュ風に。ポイントにロゴを効かせたシンプルコーデは変形バッグでスパイスを足すのも重要。クロップド丈のパーカは下に同色タートルをインして大人っぽく着こなして。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂、田畑桃花、大沼奏保構 構成/安 彩楓

【6】パーカとシャギージャケットで気取らない可愛さを

SHAGGY 甘め派の大本命♡レディに着るふわもこシャギー『ふわふわとした質感がかわいいシャギージャケットは、その優しげなムードを活かして、ほんのり甘く着こなすのがベストバランス。フェミニンなアイテムを投入してもジャケットだと甘くなりすぎないから頼りになる!』

デートにも最適な好感度カジュアルは、シャギーコートにパーカとミニスカを合わせて、「気取らずかわいい」を実現。インナーをワントーンでつなげるとカジュアルコーデも大人っぽく仕上がります。ジャケットと同色のアームウォーマーやグレーのリブタイツを仕込んで、洒落見えと防寒を両立して。

CanCam2023年11月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/神戸春美 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【7】ラフなパーカコーデにきれいめバッグで品をプラス

スエット×ハイカットスニーカーのカジュアルコーデ。中に着ているキャミをフラットタイプにして鎖骨を出したり、華奢なカラーバッグで女っぽさをMIXすると、スエットをおしゃれっぽく着こなせます。クロップド丈のパーカなら脚長&スタイリッシュな印象も◎。

CanCam2023年9月号より 撮影/佐藤俊斗 スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/吉田美幸 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/松井 華、鈴木麻莉 構成/安 彩楓

【8】パーカ×ミニスカのアクティブなスポーティコーデ

白のスエットパーカにミニスカートを合わせた甘カジュアル。インナーにオレンジのトップスをレイヤードしたら、仕上げにアクセント小物をプラス。キャッチーなバッグでエッジを効かせてコーデをキリリと締めるのがポイントです。

CanCam2022年2月号より 撮影/大辻隆広(go relax E more) スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/林 由香里(ROI) モデル/加藤史帆(本誌専属) 撮影協力/田中かほ里 構成/手塚明菜

【9】トーンを揃えるカジュアルコーデが大人っぽい

白のデニム・トレンチ・スニーカーにベージュパーカを合わせて清潔感のあるカジュアルワントーンに。パーカとトレンチのレイヤード感で絶妙な今っぽさも演出できます。ワントーンに奥行きをつくるエアリーな白トレンチできれい色コーデを新鮮に魅せて。

CanCam2021年4月号より 撮影/東 京祐 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini) モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/木谷成良 構成/手塚明菜

きれいめアイテムとの組み合わせが今っぽい♡

カジュアルの定番アイテムであるパーカは、今季はあえてのオーバーサイズを選んでゆるっと着たり、きれいめアイテムと合わせる大人カジュアルが旬♡ ほかにも、同色系のグラデ配色やワントーンでまとめて今っぽいコーデにアップデートしてみて!