風邪やインフルエンザが気になる季節。年末年始休暇で気を抜いていたら風邪をひき、せっかくのお休みが台無しになってしまった、新年仕事明け早々風邪でツラい……は、切ない! この機会に正しい風邪予防を知っておきましょう。
CanCam2月号では、さまざまなメディアで活躍する医師・大谷義夫先生に「風邪のときの正しい過ごし方」を根掘り葉掘りうかがってきました。その中から一部をご紹介します♪
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Q.風邪で熱があるとき、お風呂に入ってもいいですか?
お風呂はつらくない範囲で好みで構いません。
おそらく「風邪のときはお風呂に入ってはいけない」と言われるのは、昔はお風呂は銭湯で、家に帰るまでに湯冷めして調子を崩すからだと思われます。今は各家庭にお風呂があるので、入ったらすぐに眠れば大丈夫です。
高熱のときでも、もし体がつらくないなら、体力を消耗しないシャワー程度なら問題ありません。
Q.風邪のときは、できるだけ静かにしていたほうがいいですか?
むしろ、風邪のひきはじめに15~20分程度のウォーキングをすると免疫力がアップするのでおすすめです。ただ、息が苦しくなるくらいの過度な運動は避けてください。もちろんインフルエンザや高熱のときもおすすめしません。
さらに、日常的にウォーキングやジョギングをして適度に体を動かしている人は風邪の罹患率が低いと言われています。日常的に軽い運動を習慣にしましょう。
風邪やインフルエンザが気になる季節。正しい知識を身につけて予防&早く治すよう心がけていきましょう♪(後藤香織)
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池袋大谷クリニック 大谷義夫先生
医学博士、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医・指導医。日本一の呼吸器患者数を誇るクリニックの院長として知られ、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌への出演多数。