人間関係の中で、誰しもやっぱり好きになれない相手って一人くらいはいますよね。そんな人間関係ですが、どんだけ苦手な人でも関わらなくてはならないから悩むものです。では、皆さんは実際にどのような対策をしているのでしょうか。
今回は、仕事関わらなくてはならない関係について見ていきます! エン・ジャパン株式会社が10,776人に実施した「職場での人間関係」についてのアンケートを元に人間関係を良好にするコツを学びましょう。
◆職場での人間関係を良くしたい
人生は人間関係がつきもの。無理だって突き放してしまうよりも、相手を受け入れる努力が不可欠です。「職場での人間関係を良くするために、どんな工夫をしていますか?」と質問したところ、
1位「相手の価値観を理解する」「相手の置かれている状況を考える」47%
3位「仕事以外のコミュニケーションを増やす」38%
4位「自分の意見を素直に伝える」28%
5位「一対一のコミュニケーションを増やす」24%
6位「共通のゴール・目標を設定する」「相手と自分の前提情報を揃える」16%
8位「職場以外での接点を持つ(飲み会・ランチなど)」12%
「相手の価値観を理解する」が1番多い回答でした。相手のことを知ることがどのような状況においても、良い人間関係に繋がるようです。
年代別に見ると、30代は「相手の置かれている状況を考える」を挙げた方が多くなっています。相手がどう思うかを考えて声を掛けたり、行動するのって重要ですよね。では、具体的なコメントも見てみましょう。
■「相手の価値観を理解する」と回答された方のコメント
「相手の価値観を理解せず仕事をしていると、一方通行になってしまう。しっかり相手を理解した上で仕事をすることで、お互いがイヤな気持ちにならずに仕事ができていると感じる。」(27歳女性)
「相手の意見や考えを理解する事で、会話も増えて、良い人間関係がつくれた。」(30歳男性)
「ニガテだなと思っても、相手がなぜそう言ったのか等背景を考えると理解できることもある。」(33歳・女性)
価値観は人それぞれ違うもの。相手を理解しようとすることで、意図が分かってきたりするようです。お互いがお互いを分かり合うって難しいですが、理解することで人間関係に悩むことも無くなります◎
■「相手の置かれている状況を考える」と回答された方のコメント
「立場が違えば、経営層や上司にもこちらには分からない苦労やプレッシャーがあると思う。相手の置かれている状況を加味しながら、客観的に考えるようにしている。」(26歳・男性)
「自分を理解してもらうより、相手を理解することの方が簡単。相手の行動や発言によく気をつけて関係を築いていくようにしています。」(28歳・男性)
「相手の意見や発言が自分と異なる場合であっても、頭ごなしに否定するのではなく、なぜそのような考えに至るのかを自身でも考え、分からないときには相手に直接聞いてみる。」(28歳・女性)
相手の立場になって考えると、物の見方が変わってきたりしますよね。仕事のみならず、友達と喧嘩してしまったときにも、相手がどう思うか考えてみると仲直りできそう。様々なシチュエーションで活躍しそうです。
■「仕事以外のコミニケーションを増やす」と回答された方のコメント
「その人の持ち物を見て、自分も興味があるものならば、それを話題にしてみます。」(24歳・女性)
「仕事柄、アルバイトの若い人たちに仕事を振ることが多いため、関係性を築くために、あだ名で呼んでみたり、挨拶をこちらからすることを徹底しています。」(25歳・男性)
「忙しい午前中は仕事に集中しますが、仕事が概ね落ち着く午後は少し雑談したりお菓子を配ったり、仕事が大変な時にも笑いが無くならないよう心がけています。」(34歳・女性)
仕事の話ばかりしていても仲は良くならないですよね。何でも話せるようになれば、仕事をしやすくなりそう。相手を知るという面でも、たくさんコミュニケーションを取ることで相手との関係を築けるのではないでしょうか。
相手を分かろうとすることで、今まで見えてこなかったいい面も見えてくるかもしれません。今回ご紹介したのは仕事のみの例でしたが、友人との関係やサークルなど別のコミュニティでも役立つ人間関係を良くするためのコツでした。ぜひ参考にして、良好な関係を築いてみてください♪ (齋藤有紗)
情報提供元/エン・ジャパン株式会社