「今度ごはん行こう」や何かで始まる、最も気軽なデートのひとつ、「食事デート」。
気軽なデートではありますが、その人の人となりをはじめ、さまざまなことが実はわかってしまうデート。すべてがわかるわけではないけれど、食事デートで「あ、ないな」と思ってしまったら、その先はもっとない。
そんなデートの入口、「食事デート」で、これを男性にされると引いてしまう、という行動を、20~39歳の女性50名に調査。その結果をご紹介します。
◆そもそもお店選びが……
「行ったら店が閉まっていた」(38歳・会社員)
「有名な店を得意げにドヤ顔で紹介してこられた。しかも全然美味しくなかった」(36歳・会社員)
「全然美味しくなくて妙に高い店で、絶対ハズレの店に連れていかれた。後で食べログを見たらやっぱりロクな評価がついていなくて、せめて食べログくらいチェックしてほしかった」(27歳・会社員)
お店選びの時点でガッカリしてしまうと、スタートダッシュから大失敗。その後のテンションもどうしても下がってしまいますよね。
すごく有名な店であれとか、めちゃくちゃ美味しいお店じゃなきゃイヤとも言わないけれど、せめて「普通に美味しい」くらいではあってほしい。
行ったら閉まっていたのも悲しい。予約NGのお店でなければ、予約しておくのが安全ですよね。
◆食事のマナーがなってない
「食べ方が汚い」(超回答多数)
「お茶碗にご飯粒を残す」(28歳・専業主婦)
「クチャクチャ食べる」(21歳・アルバイト)
「食べながらしゃべる」(26歳・会社員)
「水や汁物をズルズル音を立てないと飲めない人」(24歳・会社員)
今回最も回答が多かったのはこちら。食べ方が汚いのはイヤだ、という声です。
食べ方が汚いと、即座に「生理的に無理」に繋がります。今後付き合うとしたら、一緒に食事をすることは避けられません。食べ方があまりにも汚いと、その時点でナシ。
自分ではなかなか気づけなかったりするので、仲の良い友人に一度指摘してもらうのも良いかもしれません……。
◆食べさせ過ぎ飲ませ過ぎに注意
「こちらのペースを考えずに、次から次へと注文する男子。そんなに食べられない……! と、イヤになってしまう」(22歳・学生)
「自分でどんどん注文して人に押し付けたり、選ばせない」(24歳・アルバイト)
「次から次にアルコールを継ぎ足しする」(39歳・会社員)
「無理やり飲ませる人」(25歳・会社員)
そして案外こちらも多かった。「次から次に勝手に頼んでしまう」人。
普段男性同士でごはんを食べるならそのくらいの量でも誰かが食べるのかもしれませんが、ダイエットのことを考えても、「美味しいものを適量食べたい」が女子の気持ち。どんなに美味しいものだって、それが多すぎたら、ありがたみも美味しさも薄れてしまう。
◆お店や店員さんに文句を言う
「店員さんにキレる」(21歳・アルバイト)
「店員さんへの態度がでかい……」(27歳・専門職)
「さっさと食べて、食事の文句ばかり言う」(31歳・アルバイト)
人間ですから、誰も完璧ではありません。女子も、男性も、店員さんも。
もしかしたら店員さんが何かやってしまったのかもしれません。……が、注意するにしても、そこまで怒らなくたっていいじゃないか! という方って、案外いますよね。酔っぱらって気が大きくなっているのか、店員さんに怒鳴ったりして。もしかしたら「ハッキリ言える俺」に酔っているのかもしれませんが、興ざめです。
◆話が……
「酔っぱらうとひたすら愚痴になる」(26歳・会社員)
「自慢話しかしない」(39歳・アルバイト)
「自分だけしゃべる。声がうるさくて迷惑」(21歳・アルバイト)
ずっと女性側が楽しい話をし続けろとは言わないし、ちょっとくらい日々の大変なことの話を聞くくらいはいいけれど、ずーっと愚痴とか、ずーっと彼の自慢話とか、それはしんどい。
そして酔っぱらうと無意識に声が大きくなりすぎてしまうのも、聞いている側はちょっとつらいし、周りのことを考えると恥ずかしいもの。ご注意を……。
◆そんなに携帯気になる?
「携帯を見て時間を気にしすぎる人」(30歳・専業主婦)
「携帯ばかり見ている人」(28歳・会社員)
「ごはん食べ終わってトイレに行って、戻ってきたらずっと携帯見てるから急ぎの連絡かなと思ったらゲームしてた。せめて私が戻ってきたらやめてほしかった」(29歳・会社員)
もしかしたら仕事の関係で携帯を見なければいけない事情もあるでしょう。そういうのは仕方ないけれど、不要不急の用事でもないのに、ずーっと携帯を見ている人は、「目の前の人のことも見たら?」と言いたくなってしまう。「携帯>私」になってしまうと、自分がないがしろにされている気分になってしまいますよね。
◆お会計問題
「超きっちりワリカン」(回答多数)
「自分だけたくさん飲食したのにワリカンにする人」(回答多数)
「3000円でいいよ、と上から言う」(34歳・専業主婦)
「1~2回めのデートで、目の前でクーポンを使われるとちょっと残念な気持ちになる。私がいないときにそっと使ってくれるならあり」(24歳・会社員)
そう、別にただただワリカンという行動がイヤだというわけではないのです。
1円単位でこまかーくワリカンされたり、誰がどう見ても男性のほうが飲食しているのにお会計だけワリカンにするという、そういうケチな根性がイヤなのです。
そしてほんのちょっとだけ多く出しているだけなのにやたら恩着せがましくなったり、ちょっとはかっこつけてほしいところでおもいっきりクーポンを使われたりするのも、ちょっとイヤ。(でも、将来のことを考えると、クーポンを使うのはお金にちゃんとしてるってことでアリなのかもしれない……けれどやっぱり、見えないところでやってほしいのが本音。)
そこまで細かすぎるところをチェックしているわけではないけれど、やっぱり要所要所を外されていると、ないなー、と思ってしまう。もちろん男女共通の部分もあるので、人の振り見て我が振り直せ。自分もうっかりやってしまっていないか、気を付けていきたいものです……。(榎本麻衣子)